世界最大級の旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン 2018/2019」の概要が発表 2019年は大阪で初開催
「ツーリズム EXPO ジャパン」は、日本旅行業協会(JATA)が日本観光振興協会(JTTA)や日本政府観光局(JNTO)とともに開催している年に一度の旅の総合イベント。アジア最大となる旅の祭典で、2017年には全国47都道府県と130ヶ国・地域から1,310企業や団体が出展。来場者は191,577人を数えた。2018年は5回目の開催となる。
2018年は3つのポイントで世界最大級の見本市を目指す
今回の記者発表会では、2018年は展示会の期間を3日間から4日間へと「規模を拡大」し、旅行消費ニーズの多様化を受け、テーマ別の観光エリアを新設してツーリズムの「新しいカタチ」を発信、また観光分野における世界のトップリーダーが一堂に会する「国際会議」の実施の3つのポイントを発表した。
海外・国内・訪日旅行を三位一体と捉えた「観光の未来」を示しつつ、世界最大級の見本市を目指す。
広報アンバサダーに「2018ミス日本みどりの女神」が就任
ツーリズムEXPOジャパン2018の広報アンバサダーには、「2018ミス日本みどりの女神」の竹川智世さん(大学生)が就任した。
「ミス日本みどりの女神」は、日本の木の文化を尊び自然との調和のもと、持続可能な活力ある社会の発展成長をサポートし、自身としても様々な国の人と関っていくことを大きく希望としていることから、今回ツーリズムEXPOジャパンの魅力を存分に発信して頂く広報アンバサダーとして任命された。
JATAの田川会長から任命証を受け取った竹川さんは、「旅先ではネットにある情報だけでは伝わらない、たくさんの感動が得られる。私にとって旅行の一番の楽しみは、人との触れ合い。動画を見るだけでは傍観者にしかなれないが、旅に出ると主人公になることができる。一人一人が主人公になれる場所が、ツーリズムEXPOジャパンである。ツーリズムEXPOジャパンの会場で皆さんにお会いできるのを楽しみにしている」と挨拶した。
Tourism EXPO Japan 2018
開催日 | 2018年9月20~23日 |
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主会場 | 東京ビッグサイト |
2019年初の大阪開催決定!
今回はまた、2019年に開催される大阪での概要説明も行われた。ツーリズムEXPOジャパンは、これまでずっと東京で開催されてきたが、2019年は初の地方開催となる。
開催地が地方に移される理由は、東京五輪の影響でこれまで主会場としてきた東京ビッグサイトが利用できないことにあるが、東京で行われているフォーラムやセミナー、展示商談会、ウェルカム・レセプション、ジャパン・ツーリズム・アワードの主要4事業に加え、VJTMおよびインバウンド・観光ビジネス総合展を大阪で展開することにより、観光産業の拡大、地域への波及を図るとしている。
大阪の会見で登壇した大阪観光局の福島会長は、ツーリズムEXPOジャパンをオール大阪で誘致できたと喜びを語り、「このツーリズムEXPOジャパンの開催は、現地誘致活動を進めている大阪万博やIR開業、大型の文化・スポーツ関連イベントの流れを加速させる」と述べ、期待感を表した。
2019年の出展申込みは会見翌日の6月7日にスタートさせ、早期申込に対する新たな割引を適用して広く参画を呼びかけるとともに、周知に向けた広報活動も展開していく。また、来場者数は東京会場のおよそ7割に相当する13万人ほどを見込んでいる。
Tourism EXPO Japan 2019
開催日 | 2019年10月24~27日 |
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主会場 | インテックス大阪 |
Tourism EXPO Japan
ウェブサイト |
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