秋の絶景が広がる「メープル街道」の旅
中でも紅葉の名所として親しまれているのが、ケベック・シティからナイアガラへと続く、セント・ローレンス川・オンタリオ湖沿い全長800キロメートルの「メープル街道」。最も早く紅葉を迎えるのが、モントリオールの北部に位置するローレンシャン高原で、その麓にあるモン・トランブランは高原の息を呑むほど美しい紅葉が見渡せるリゾート地となっている。ゴンドラに乗れば、紅葉の中を漂っているような気分に浸れるほか、紅葉狩りをしたり、素敵なショップが並ぶ通りの散策も楽しめる。
画像提供：エア・カナダ
トロントから車で3時間ほどのアルゴンキン州立公園も紅葉の名所。ここは1983年に制定されたオンタリオ州最古の州立公園で、その面積は東京都のおよそ3.5倍に相当する、7,725平方キロメートルもある。公園内には2,400以上の池があり、そこを流れる川の総延長は1,200キロにもおよぶ。1,000種以上もの動植物が生息しており、自然観察の場にもなっている。
「メープル街道」の紅葉は、北のケベック・シティからモントリオール、オタワ、トロント、ナイアガラと徐々に色づいていく。この地域にはカナダ建国の歴史に欠かせない都市も点在していることから、「ヘリテッジ・ハイウェイ」とも呼ばれている。
■ 「メープル街道」へのアクセス
エア・カナダは、東京（成田）とカナダのトロント、モントリオール及びバンクーバーを直行便で結んでいる。ローレンシャン高原へは、モントリオール空港から車で約3時間。アルゴンキン州立公園へは、トロント空港から車で約3時間。ナイアガラの滝は、同じくトロントから約1.5～2時間ほどの場所にある。
Air Canada
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