宗教改革記念日に訪れたい、ルターゆかりの地

2011年10月31日 掲載

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ルターが聖書を翻訳した小部屋 (ヴァルトブルク城)



11月1日はヨーロッパの祝日「諸聖人の日」。その前日の10月31日は、日本でもハロウィーンを祝う日として知られていますが、実はマルティン・ルターが宗教改革を行った日でもあります。そのため、ルターが生まれたドイツ・ザクセン州を中心とするドイツ各地では、ハロウィーンのお祝いと同時に、これを記念したミサが行われます。

マルティン・ルターは、ラテン語学生時代だった1498年から1501年まで、アイゼナハにある木組みの家に住み、聖ゲオルグ教会の聖歌隊で歌っていました。その家は現在、「ルターハウス」と呼ばれ、一般に公開されています。
それともう一つ、アイゼナハにはルターゆかりの場所が残されています。
それが世界遺産に登録されているヴァルトブルク城です。カトリックに疑問を抱いたルターは聖職者の金満的生活を弾劾。宗教論争を行った結果、破門されこの城に身を寄せることとなりました。ヴァルトブルク城には、ルターが聖書をドイツ語に翻訳した小部屋が今も残されています。

画像・動画:(C) Mari Wakai


(写真はイメージです)

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