世界一怖いハイキングコース?! スペインの「王の小道」
高さ100メートル。壮大な峡谷の断崖絶壁に、まるで薄板を張り付けたように続く細い遊歩道がある。これがマラガ県の山中にあるハイキングコース「王の小道」だ。
もとは20世紀初頭に、時の国王が命じた治水工事の作業道として建設された道。長年放置され危険な状態にあったため、原則として立入禁止になっていたが、このほど改修が行われ一般公開が始まった。
ガイタネス渓谷の自然地域の風景を巡るこのハイキングコースでは、川が織り成す感動的な自然の渓谷の美しさ。全長8キロのコースのうち、約1.5キロが断崖絶壁となっている。足元にグアダロルセ川が流れ、谷の深さは最大700メートルに達する、スリル満点のハイキングコースでもある。
周辺には、エジプトハゲワシやシロエリハゲワシ、イヌワシなど山の鳥類や、スペインアイベックス、キツネ、ヤマネなども生息。運が良ければ、こうした動物たちにも出会えるかも知れない。このコースへは、最寄りの町アルダレス、もしくはアロラがゲートウェイとなる。
Caminito del Rey
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(動画はイメージです)
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