ウィーン市が 「UTAU DAIKU in ウィーン」 の主催者に勲章を授与

更新日: 2017年05月03日

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - ウィーン市が 「UTAU DAIKU in ウィーン」 の主催者に勲章を授与
Share on Facebook
Post to Google Buzz
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip
Share on FriendFeed


東日本大震災の復興プロジェクトとして2014年にスタートした「UTAU DAIKU in ウィーン」。その功績が称えられ、同イベントの主催者で世界音楽合唱チャリティー協会の会長である林明男氏が、ウィーン市より「金の功労勲章」を授与。駐日オーストリア大使公邸において2日、フーベルト・ハイッス大使から伝達式が執り行われました。

ウィーン市、音楽を通じた日墺の文化交流に寄与と林氏を評価


「UTAU DAIKU in ウィーン」とは、一般社団法人の「世界音楽合唱チャリティー協会」がオーストリア大使館、在オーストリア日本国大使館、観光庁の協力、さらに Künstlersekretariat Buchmann GmbH の特別協力を得て、東日本大震災復興支援を目的とするプロジェクトです。

当初は、音楽を通じた日本とオーストリアの文化友好を深めることを目指すために企画されましたが、2011年3月11日に東日本の広範囲を襲った東日本大震災が発生し、プロジェクトそのものが頓挫。そして、2014年にチャリティーとして再度立ち上がりました。

今回、ウィーン市より「金の功労勲章」を受章した林明男氏は、再生医療に関する医療技術を研究開発する会社を経営する傍ら、本プロジェクトを主催する「世界音楽合唱チャリティー協会」の会長を務めていらっしゃいます。


DAIKU2017_10

ウィーン市からの勲章を授与されハイッス駐日オーストリア大使(右)と
握手を交わす林明男氏(中央)と、その夫人で歌手の小林幸子さん(左)



このチャリティーに際し、日本から400名を連れウィーンにある世界最高峰の「楽友協会」の黄金の間で、被災地支援のために『第九』を歌うというビックプロジェクトに仲間から反対の声も上がったそうですが、林氏は「勇気を失うものは全てを失う」という信念の下、困難にくじけることなく「UTAU DAIKU in ウィーン」を成功へと導きました。
また、第1回目の「UTAU DAIKU in ウィーン」では、林氏のプライベートマネーで被災地から40名をオーストリアに招いたそうです。

「UTAU DAIKU in ウィーン」は、2015年は日本から160名、現地のオーストリア人から80名の参加でしたが、翌2016年には日本からの参加者が250名へと大幅に膨れ上がり、さらに今年(2017年)は100名のオーストリア人が参加。1500席が完売し、パイプオルガンの隣まで立ち見がでる程までに大きく成長しました。まさに音楽を通じた日本とオーストリアの文化交流の架け橋と言えるでしょう。

2016年には特別枠としてシリアからの難民100名を招待するなど、その交流の輪は世界的な広がりも見られます。
こうした一つ一つの背景が、今回の林氏の受章へとつながりました。


南相馬ジュニアコーラス、2018年からは「UTAU DAIKU in ウィーン」のお手伝いを


義援金の贈呈

小林幸子さん(右)から義援金を受け取る金子洋一先生(左)



今回の勲章授与式に先立ち、林明男夫人で歌手の小林幸子さんから2017年に現地で集められた義援金の目録が、福島県南相馬青少年文化スポーツ育成協議会を代表し、福島県南相馬市で活動する中高生合唱団「南相馬ジュニアコーラス」(以下、MJC)を指揮する金子洋一先生に手渡されました。

金子先生のお話しによると、こうして毎年春に駐日オーストリア大使公邸で手渡される義援金は、未来の子供たちが本当に困った時に使えるように蓄えてあるそうです。また、2018年の3月6日に開催される「第5回 UTAU DAIKU in ウィーン」からは、単なる被災者という立場に留まるのではなく、自分たちもお手伝いをしていきたいとの抱負を語りました。


ウィーン少年合唱団、南相馬の合唱団と歌で交流


DAIKU2017_14

お祝いに駆けつけた「ウィーン少年合唱団」と歌で交流した
福島県南相馬市の「南相馬ジュニアコーラス」の子供たち



今回の伝達式と義援金の贈呈式には、ウィーン少年合唱団とMJCもお祝いに駆けつけ、ウィーン少年合唱団によるオーストリアの第2の国歌『美しく青きドナウ』や、MJCによる地元の中学生が故郷を思って作った『群青』などを披露するミニコンサートが開催され、最後は両合唱団が一緒に『花は咲く』を歌い、ウィーンと南相馬の友好を深めました。


「第5回 UTAU DAIKU in ウィーン」の開催スケジュールは以下の通り。詳細は、本プロジェクトの公式ウェブサイトをご覧ください。なお、JTBコーポレートセールス、クラブツーリズム、ユーラシア旅行社、フェロートラベルなどから、この「UTAU DAIKU in ウィーン」への参加ツアーが催行されています。ご興味のある方は、各社にお問い合わせください。

第5回 UTAU DAIKU in ウィーン

開催日

2018年3月6日

会場

楽友協会大ホール「黄金の間」(ウィーン)

ウェブサイト

http://www.utau-daiku.jp

関連記事

新着記事


このページの先頭へ