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チロルの歴史が垣間見られる城 | |||||||||||||||||||||||
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「トラッツベルク城」 | |||||||||||||||||||||||
インスブルックからザルツブルクへ行く途中の山間に、オーストリア文化遺産にも登録された中世の城がある。後期ゴシック建築様式のこの城は、中世最後の騎士で名高いハプスブルクの皇帝マキシミリアン1世の狩猟の館で、ルネッサンス様式で飾られた内部では当時の暮らしぶりが体験きるようになっている。 中でも、15世紀から16世紀当時の家具が残されたルネサンスの間、ゴシック様式の小部屋、壁一面に描かれた500年前のハプスブルク家の家系図や武器庫などは圧巻。見学には、マキシミリアン皇帝や騎士、その後の城の所有者に扮した声での案内や、様々な効果音が取り入れられたユニークな日本語オーディオガイドも用意されているので是非活用したい。 また、子供向けにはトラッツィとアデーレのマスコットが挨拶に登場し、その後皇帝と皇妃に扮したスタッフが城の秘密のドアや妖精についての話しをしてくれる特別プログラムも用意されている。同プログラムの見学後には、トラッツベルク・クイズやトラッツィ・アデーレ・クイズに挑戦することができ、参加者には素敵なプレゼントが用意されている。 5月から9月に城を訪れるなら、毎週木曜日に行われている中世の雰囲気の中で楽しむディナーもお勧めだ。 麓から城まで散歩がてらに歩くのも良いが、ユニークなオープン車両の「トラッツベルク・エキスプレス」を利用するのも楽しい。 | |||||||||||||||||||||||
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