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ハイキングをしながら 緑豊かな大都市を楽しむ |
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ウィーン |
ウィーンでのハイキングは、体力増強のスポーツとしても、ホイリゲへ行く途中の気軽な散策としても楽しめる。全長500キロに及ぶハイキングルートは、大都市で豊かな自然を堪能する快適なコースだ。 市域の半分が緑に覆われているウィーンは、世界でも緑地の多い大都市の一つに数えられている。1905年、市街地に隣接する緑地が保護指定され、広大なグリーンゾーンの礎石が置かれた。 それから100年後、ドナウメトロポールを囲む緑の森と草原は「空気を浄化するウィーンの肺」と呼ばれ、近郊レクリエーションゾーンとして市民のみならず旅行者からも親しまれている。 ウィーン市によって整備され標識板のある17のハイキングコースは全長500キロ以上。それぞれウィーンの最も美しい景観を楽しめる。 11のコースは市域内の緑地を行く市内散策ルート、3つはウィーン周辺ルート、2つはウィーン縦断ルート、残る1つはウィーンのワイン地帯散策ルートで、どのコースにも美しい風景が広がっている。全てのルートには公共交通機関が通じていて、中心地からの往復も簡単だ。 120キロに及ぶ「オールラウンド」のハイキングルートは24のステージからなり、最も美しい自然の名所を通る「ウィーンを踏破する健脚派コース」とされている。海抜484メートルのカーレンベルクからは、天候が良ければシュネーベルクやラックス山系まで見渡せる。 これらの山々はヨーロッパ・アルプスの最東端にあたり、その豊かな清水がウィーンの飲料水となる。ハイキングの途中、一休みしたいという時には、ヌースドルフ、グリンツィンク、サルマンスドルフなどのホイリゲ地帯で、ウィーン産ワインと盛り合わせスナックを味わいたい。 プラーター、オッタークリンク、ビザムベルクなどを行くルートは7〜15キロ、短い数ステージからなる「気軽なそぞろ歩きを楽しむ11の市内散策コース」。緑の草原で楽しむピクニック、子供たちに人気のある森の中の遊び場、ワインを楽しむケラーガッセなど、美しいパノラマの広がる展望地点で市街地を見渡せば、ウィーンが緑の大都市であると確認できることだろう。これらのウィーンのハイキングコースの詳細は、ウィーン市観光局のウェブサイトに紹介されている。(写真:© WienTourismus / Willfried Gredler-Oxenbauer) |
◇ 掲載の内容は予告なしに変更されることがありますのでご注意下さい ◇ 情報・画像提供:ウィーン市観光局 掲載開始日:2008年7月25日 最終更新日:2008年7月25日 |
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