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オーストリア物語 53 |
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〜世界一の氷の洞窟「アイスリーゼンヴェルト」 |
ザルツブルクの南、約50キロにあるヴェルフェン。小さいながらも歴史ある城砦、ホーエンヴェルフェン城がそびえ、世界一の氷の洞窟、アイスリーゼンヴェルト (Eisriesenwelt/巨大な氷の世界)には、各地から見学者が訪れている。 アイスリーゼンヴェルトへは、まずヴェルフェンの駅から車かシャトルバスで5キロ、さらに20分ほど歩いてヒュッテへ向かう。そこから山の中腹にある洞窟までは徒歩でも約1時間半程度でたどり着くことができるが、ケーブルカーを利用するのが便利だ。 約3分間で500メートルを上り、絶景の見渡せる山道をさらに20分ほど歩けば、到着するのは山肌にぽっかり開いた、巨大な洞窟の入口がある。その深さはなんと全長42キロ。そのうち1キロに渡る氷洞が一般公開されている。天井から滴る雫や流れ出した水が、長い時間を経ることによってさまざまな形で凍りつき、巨大なオブジェのように立ち並んだ洞窟内は荘厳で神秘的。 まるで大きなガラス製の山のようだ。 洞窟の中は、真夏でも氷点下なので、上着の用意が必要だ。歩く距離も長く、足元もぬれているので、しっかりとした靴を履いて行こう。2006年は、10月26日まで公開されている。 |
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情報提供:オーストリア政府観光局 最終更新日:2006年6月22日 |
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