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オーストリア物語 56
〜チロル州トラッツベルク城


 1500年に建てられた由緒ある城「トラッツベルク城」は、中世最後の騎士、マクシミリアン1世や大富豪フッガー家に狩りの館として愛されたが、現在もハプスブルク家の子孫であるゴーエス・エンツェンベルク伯爵一家が居住していることでも有名で、現在の城主はマリア・テレジアの血を引く6代目にあたる。

 大量に保管された甲冑や武具、壁一面に描かれたハプスブルク家の家系図や、15〜16世紀当時の家具や調度品がそのまま残されている城内は、一般でも見学が可能。ドラマ仕立ての日本語のオーディオガイドに耳を傾ければ、皇帝や騎士といった当時の人々が500年以上にわたる古城の歴史を臨場感いっぱいに紹介してくれる。また、子供用にはメルヘンガイドも用意されている。

 麓と城の間を行き来する可愛らしい「トラッツベルク・エクスプレス」、子供用遊園地、騎士のディナーがついた特別ガイドツアー、古城レストラン「トラッツベルク」など、その美しさと歴史に飽きることなく楽しめるスポットだ。
 
Schloss Tratzberg


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情報提供:オーストリア政府観光局
最終更新日:2006年9月14日
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