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フランダース最新情報 |
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ゲントの聖バーフ聖堂にあるファン・アイク作の『神秘の子羊』はゲント観光のハイライトの一つだが、2011年末から2016年にかけて修復が行われることとなった。 現在のところ作業は全てを一度に行うのではなく、市内の別の場所で部分的にパネルを外して行われる予定だという。 教会内部はもとより、修復作業所も一般への公開される予定だが詳細は未定。情報が随時入り次第、発表されるとのこと。 (2011年6月)
写真:『神秘の子羊』があるゲントの聖バーフ聖堂(当編集部撮影) |
◆ ブリュッセルのフラワーカーペット ブリュッセルのグランプラス全体に2年に1度、色とりどりのベゴニアの花が並べられた巨大な"花の絨毯"が出現する。 このフラワーカーペットのテーマやデザインは、周年を迎えるような大きなイベントや市の紋章、地元の園芸業界からの提案を受けて毎回異なったものが設定され、インに基づいて下絵が描かれると100人以上の職人が一斉に作業に当たり4時間ほどで完成する。デザカーペットには、1平方メートル辺り約300、合計で75万もの花が使われる。 また、期間中の夜には光と音のショーが開催され、フラワーカーペットの全体図が眺められる市庁舎のバルコニーが開放される。バルコニーは有料だが、グランプラスへの入場は無料。
◆ イーぺルの猫祭り Kattenstoet 2009 イーぺルで3年に1度開催されるお祭り。次回で43回目を迎える。繊維会館とマルクトの北側にある、1304年に完成した高さ133メートルのフランス・ゴシック様式の美しい鐘楼から、猫のぬいぐるみが投げられ町中が猫の扮装をしたパレードで沸き返る。 このお祭りはその昔、毛織物をネズミから守るため猫に番をさせたことに由来し、「猫まつり」はその名残とも言われている。 猫に扮した子供たちのパレードも楽しい。パレードには有料のスタンド席も設けられている。
◆ ゲントのメーテルリンク年 『青い鳥』で有名なベルギーの作家、メーテルリンクの生誕から2012年で150周年、またノーベル文学賞を受賞してjから2011年で100周年を迎える。 メーテルリンクの故郷であるゲントではこれを記念し、展覧会、演劇、オペラ、コンサートなどのほか、メーテルリンクゆかりの地を歩くウォーキングツアーやレストランでのメーテルリンク・メニューなど、今年の秋から来年の春にかけて様々な記念イベントが開催される。
(2011年6月現在)
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2009年9月、ブリュッセルの芸術の丘に新装オープンした「スクエア(旧パレ・デ・コングレ)」。 ガラスがふんだんに使われ開放感は抜群のこの建物の1階に、ベルギー出身のデザイナー、アルネ・カンズがデザインしたギャラリーのようなレストラン「KWINT」がオープンした。 斬新でありながら居心地の良さを感じさせるこのレストランでは、パリのキャビア専門店「ラ・メゾン・ド・カスピア」のキャビアをはじめ、トリュフやサーモンを使った贅沢な一皿が楽しめる。また、欧州連合の議長国が変わるとトップのシェフや料理のテーマが変わる、というユニークなコンセプトでも話題になるレストランだ。 レストランは、芸術の丘公園に面していて眺めも良い。ラウンジ・バーとしても営業しているので、時間に関係なく楽しめるというのも嬉しい。また、併設されたデリカテッセンでは、フォワグラやチーズなどの食材を扱っている。 (2010年3月)
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『フランダースの美しい村50の1』にも選ばれているリッセウェーグは、ブルージュから北へ12キロの場所にある小さな村だ。 この村で一流の料理が楽しめると評判のレストランが、6室の宿泊施設を備えた4ツ星のオステルリー「ホフ・テル・ドゥスト」としてオープンした。 12世紀から16世紀にかけて西フランダース地方で力を誇ったテル・ドゥスト修道院の一部を使って建てられたこのオステルリーは、歴史を感じさせる建物の外見とは対照的に、客室はシンプルでかつ機能的に作られている。各室にはテル・ドゥスト修道院の歴史において重要な人物の名前が付けられ、別棟にはフィンランド式サウナやハマムなどのスパ施設が設けられている。 また、周辺は、フランダースののどかな平地が広がり、サイクリングや散策が楽しめる。平日の宿泊料金は、2名1泊朝食付で130ユーロから。(2010年3月)
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ゲント郊外にある画家の村として有名なシント・マルテンス・ラーテムに、1室限定のデザインホテル「メゾン・ブランシュ」がオープンした。 フランダースでも名の知れたインテリア・デザイナー、ファビアーン・ファン・セフェレンの家具で統一されたシンプルなB&Bで、シャワー、バスタブ、テラスの他、縦15メートル、横3.20メートルのプールも付いているというからなんとも贅沢。また、WIFIが完備されるなど、インターネット環境も整っている。 料金は2名1室の場合、1泊朝食付で67ユーロ。周辺には美術館やギャラリーが点在し、レイエ川沿いや森林浴を楽しみながらのレンタサイクルもお勧めだ。シント・マルテンス・ラーテムへは、ゲントから約14キロ、車で約20分。 (2009年7月)
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アントワープの中心部から徒歩10分。閑静な通りにある一角に、上質なリネンやインテリアにこだわったB&B「ハウス・エルゴ」がオープンした。 実はこの建物、改装が進められていくうちに16世紀の貴族の館であったことが判明。現在は本来の美しい姿を取り戻し、かつてのワインセラーだった場所はスイミングプールとして、2階は読書や食後の時間が楽しめるラウンジとして利用されている。3階にある部屋へは、リフトも利用可能だ。 宿泊料金は、デラックスが190ユーロから、エグゼクティブが215ユーロから、スイートは240ユーロからとなっている。これらの料金には朝食が含まれている。 (2009年7月)
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博物館として利用されてきたルーヴェンの貴族、ファンデル・ケレン家の邸を改修して作られた新たな美術館「M」がルーヴェンにオープンする。 15世紀の画家からディルク・バウツやコンスタンタン・ムーニエなどの作品、その他金銀細工、ステンドグラスの豊かなコレクションも収蔵された同館でこけら落としとして開催されるのが、特別展「ロヒール・ファン・デル・ウェイデン(1400−1464)展」だ。 ロヒール・ファン・デル・ウェイデンは、ヤン・ファン・アイクと同じ15世紀に、主にブリュッセルで活躍した初期フランドル派を代表する画家の一人で、後世の画家や現代のアーティストに大きな影響を与えた。 ブリュッセルからわずか30分でアクセスできるルーヴェンには、世界遺産のベギン会院やディーリック・バウツの祭壇画「最後の晩餐」がある聖ペトロ参事会教会、壮麗なファサードが見事な市庁舎といった見どころが多い。ブリュッセルからの日帰り観光にお勧めだ。 (2009年4月)
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ブリュッセルに「ヨーロッパのベストシェフ100」に選ばれたデザイナー兼彫刻家、そしてシェフでもあるアントワーヌ・ピントが手がけたレストラン「ミディ・スタシオン」がオープンした。 ブリュッセル南駅の隣にあるレストランはアクセスも良く、朝は専用のキッチンで焼いたパン、夜は落ち着いた雰囲気で楽しむディナー、シガーバー、23時から朝まで利用できるダンスフロアーと、様々なシチュエーションに対応可能。また、店内は豊富な座席数と広い空間を活かしたデザインになっていて、グループやビジネスでの利用にもお勧めだ。 (2009年4月)
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古い町並みが美しいゲントの街。ゲントの楽しみの一つに「運河巡り」があるが、ボートを貸しきっての朝日を眺めながらや、夜のライトアップされた町並みが楽しめる夕暮れの運河めぐりも楽しめるようになった。所要時間は約2時間。最少催行人数は6名で、最高12名まで対応可能。 (2009年3月)
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イーペルから車で約25分の場所にあるコルトレイクは、その昔リネンの町として栄えた町。市内にはリネンができるまでの工程を再現した繊維博物館や、鐘楼が世界遺産にも登録されているベギン会院といった見どころも多い。 そのコルトレイクに新しいデザインホテル「D ホテル」がオープンした。文化財にも指定されている風車と農家を改装して作られた同ホテルは、国内外で活躍するアーティストとのコラボレーションで生まれたスタイリッシュな客室が印象的だ。 また、ゆったりとくつろげるラウンジやバーのほか、スパ施設も完備されており、宿泊者は午前11時から午後10時までプール、フィンランド式サウナ、スチームバスなどのウェルネスや、フィットネス施設の利用が可能だ。事前に予約すればヨガのレッスンや、リンパドレナージュなどのマッサージも受けられる。 こうした施設は一般にも開放されており、宿泊していない場合1日60ユーロを支払えば利用できるという。ブルージュやイーペルからのエクスカーションにお勧めのホテルだ。(2009年2月)
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ブリュッセルの南のウックル地区に、ベルギーでも指折りのシェフ、イヴ・マターニュ監修のショップがオープンした。食材の旬や産地、品質にこだわったシヨップで、店舗の奥にあるレストランを併設。新鮮な野菜を使った料理の数々が、ここでも味わうことができる。(2008年12月)
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この程改装されたブリュッセル空港に、ワイン&タパスバーの「ボードヴァン」がオープンした。有名なシャトー・モンローズ(ボルドー産)からイアイス・ヴァイン(カナダ産)など、珍しいワインまで常時16種類が揃っており、こうしたワインがハーフグラスかフルグラスで楽しめると人気だ。また、好きなワインをワイン・ディスペンサーから選び、グラスで味わうこともできる。(2008年12月)
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2009年6月2日、シュルレアリスムの巨匠、マグリットが残した作品や資料など2,000点を展示した待望の「マグリット美術館」が、ブリュッセルの王立美術館の隣にオープンする。 館内は3フロアーで構成されており、3階では代表作「真夜中の結婚式(The Midnight Marriage)」といった初期の作品や独自の技法を確立するまで、2階では戦争や社会主義といったテーマを描いた時期のあまり知られていない一面にスポットが当てられ、1階には究極の世界を作り上げた晩年のマグリットの傑作「光の帝国(The Domination of Lights)」や「空白のページ(The Blank Page)」が展示されている。また、各階では、マグリットが友人と共同で制作したショート・フィルムが映し出されるなど、マグリットの人生や時代の流れ、作品の移り変わりを辿りながら鑑賞できるようになっている。 見学を終えたら、地下のブックショップへ足を運んでみよう。ここでは、マグリットの作品をモチーフにしたミュージアム・グッズが販売されている。(2008年11月)
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「デザイン・セプテンバー・ブリュッセル」は、フランダース地方で9月に開催されるデザインウィークだ。2006年の『ファッションとデザイン』年以降、デザイナーのワークショップ訪問、フリーマーケット、映画の上映など、デザインに関連した約50のイベントがこの時期に開催されている。 ブリュッセルのトレンディーな地区は、ウィンドーショッピングが楽しい「ガルリ・サンチュベール周辺」、ブリュッセルファッションの発信地「ダンサール地区」、アンティークと暮らしの雑貨に出会う「サブロン地区」、アップタウンのショッピングエリア「ルイーズ通り&シャットラン地区」など。デザインウィークと合わせ、こうしたクリエーターやデザイナーのギャラリー、セレクトショップ、レストランが集まるエリアを散策してみるのも楽しいだろう。 現在、ベルギー・フランダース政府観光局では、ファッショナブルでトレンディーな地区をまとめたデザイン・マップを配布しているので、街歩きに是非活用したい。希望者は、同観光局の資料請求フォームを通じて入手可能。その際、備考欄に「ベルギー・デザイン・マップ」と書き添えるのをお忘れなく。(2008年9月) |
グラン・プラスの市庁舎1階にあったブリュッセル市観光局のインフォメーションセンターは、ミュージアムが集まる王宮広場付近に移転した。 (2008年9月) |
ベジタブル・シェフ、フランク・フォール氏は、フランダースで話題のシェフ。幼い頃から様々な色や形の野菜や果物に興味を持ち、八百屋や市場に行くのが大好きだった同氏は、"野菜料理の魔術師"のとも呼ばれている。これまで数々のミシュラン星つきレストランで修行を積み、1989年には自らのレストランをオープン。念願だったミシュラン1ツ星を獲得した。現在はレストランや、様々な食のイベントのコンサルティングの他、日々新しい野菜のレシピ開発にも挑戦している。 そのフォール氏による旬の食材を使った料理レッスンが催されている。レッスンは、季節、レッスンごとに申し込みが可能。詳細は、以下のウェブサイト参照。 (2008年7月)
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ヒエロニムス・ボッシュやピーテル・ブリューゲルが活躍した、16世紀17世紀の絵画の研究・リサーチを行っているフリーヘンド・ペールトでは、絵画の鑑定、調査、研究のほか、所蔵する美術品を集めた展覧会も開催されている。 風刺に富んだ道徳的な絵画がたくさん作られたボッシュやブリューゲル、ブラウワーが描いた一風代わった隠喩的な絵画のコレクションが展示されている。 テン・ゾッテン・カビネッテン(奇人変人の間)と名づけられた研究所内のミュージアムでは、作品に描かれた様々な奇人変人に出くわす。また、15名以上で同館を訪れるなら、1時間のミュージアムのガイドツアーに続き、16世紀の宴を再現した軽食が用意された「ルネッサンス・ショー・バンケット」もお勧めだ。同プランは、毎日10時から20時まで催行。他では味わえない珍しい料理が楽しめる。 (2008年7月)
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3月に行われた自転車のクラシックレース、オムロープ・へットフォルクの出発地点に選ばれるなど、自転車レースの中心地になりつつあるゲント。フライダッハマルクトを出発した6月17日の「グラン・ブクル・フェミニン」(ツール・ド・フランスの女子ツアー)では、ヨーロッパ各地でレースの模様が報じられた。 ゲントには、ベルギーの自転車選手エディー・メルクスに因んで名づけられたサイクリング・センターもあり、その環境の良さから2012年のロンドン・オリンピックに向けて多くの自転車競技の選手がゲントを訪れ、ここで調整を行うものと見込まれている。 ゲント市観光局では、より多くの自転車ファンにゲントの魅力を知ってもらうべく、テーマごとの新しいサイクリング・ルートを紹介した新たなサイクリング・マップを制作した。同マップは、7月から観光案内所で無料配布される。(2008年6月)
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ブルージュ周辺、ウェストフックと呼ばれるイーペル、ヴュールヌ、デ・パンヌ周辺、レイエ川流域のあるフランダースの海岸地方には、美味しい特産品が揃っている。 現在、その西フランダース州で「美味しい国、西フランダース州キャンペーン」が実施されている。 同キャンペーンには各地の200軒のレストランが参加し、北海で獲れる新鮮な小エビのコロッケや、地ビールで煮込んだ料理、パテなど、地の食材を使った田舎料理を提供する。なお、キャンペーンは、2009年まで行われている。 (2008年6月)
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美味しい魚料理が食べられると評判の魚屋の屋台に、フィッシュ・バー「ノールドゼー(北海)」がオープンした。「新鮮・クリーン・美味しい」をモットー」に、店名にもなっている北海の新鮮なシーフードのサラダやムール貝、ブイヤベースなどが気軽に楽しめる。また、見事な包丁さばきも見応え抜群だ。 場所はブリュッセルファッションの中心地、ダンサール通りから徒歩5分ほど。昼時ともなると地元っ子で賑う新たなランチ・スポットとなっている。また、隣接したデリカテッセンからのテイクアウトも人気だ。 新鮮な魚をワイン片手に楽しむのが、ちょっとしたトレンドとなっているようだ。 (2008年4月)
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◇ 掲載の内容は予告なしに変更されることがありますのでご注意下さい ◇ 情報提供:ベルギー・フランダース政府観光局 オランダ&ベルギー・フランダース観光ニュース 最終更新日:2011年6月10日 |
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