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オカナガンのワインと食巡り
ブリティッシュコロンビア州

 オカナガンのキャッチフレーズは、『 Life is Good ! 』。暖かな陽ざしをうけて輝く花々や果実、それに人々の笑顔と優しさに育まれるワイン。長閑な丘陵や湖に囲まれ、人生を謳歌する人々の暮らしが息づいているのがオカナガンだ。

 オカナガンには湖を中心に80にもおよぶワイナリーが点在しているが、オカナガンを訪れたら是非とも美味しい葡萄を育むワインヤードを散歩したり、ワインに合う食事を食べ歩きたい。そこで今回は、選りすぐりの醸造所と最寄りの宿泊施設、オカナガン歩きにお勧めのスポットを紹介しよう!


 
オソヨーズ


◆ 先住民が経営する異色ワイナリー「インカミップセラーズ」
 
 アメリカとの国境に程近いオソヨーズにある「インカミップセラーズ」は、北米初となる先住民が経営しているワイナリー。周辺には、乾燥した砂漠風の景色の中に、青々と葉を茂らせたぶどう畑が点在している。

 お勧めは、メリテージ(赤)、ピノ・ノエル(赤)、リースリング(白)、リースリングのアイスワイン。ワイナリーへは、ペンティクトンから南へ約40分。先住民の文化を伝える「デザート&ヘリテージ・センター」も併設されている。

Nk'Mip Desert & Heritage Centre
開園時間 5/18〜10/17 毎日  9:30〜16:30
10/18〜5/17 月〜土  9:30〜16:30
入園料 大人  CAN$ 12.00
子供  CAN$ 8.00
住所  1000 Rancher Creek Road, Osoyoos V0H 1V0
URL  www.nkmipdesert.com
問い合わせ先  Tel/Fax:+1-250-495-7912


 
◆ アメリカ南部を彷彿とさせる「スピリット・リッジ・バインヤード・リゾート&スパ」
 
 インカミップセラーズに隣接しているのが、「スピリット・リッジ・バインヤード・リゾート&スパ」。アメリカ南部を彷彿とさせる、ノルタルジックで温かなロビー。その正面には、青々としたワイナリー畑とオソヨー湖の青さがまぶしい。夕暮れ時ともなると、ドラマチックな光景が包み込んでくれる。客室はフルキッチンが完備されたスイートタイプで、長期滞在にぴったりのホテルだ。

 ホテル内にあるレストラン「パッサ・テンポ」では、地元の素材を活かしたハイ・クオリティーの料理が味わえる他、料理との相性もバッチリの「インカミップセラーズ」のワインも用意されている。また、敷地内には、9ホールのソノラ砂漠ゴルフコースも完備されている。

Spirit Ridge Vineyard Resort & Spa
客室数  94室
住所  1200 Rancher Creek Road, Osoyoos V0H 1V0
URL  www.spiritridge.ca
問い合わせ先  Tel:+1-250-495-5445 Fax:+1-250-495-5447
 E-mail:stay@spiritridge.ca


 

 
オリバー


◆ 徹底的に環境に配慮した "エコ" ワイナリー 「バロイング・オウル・エステート・ワイナリー」

 「バロイング・オウル・エステート」は、乾燥した半砂漠独特の風景が広がるオリバーの南にあるワイナリー。太陽熱と地熱発電を活用して消費電力を100%ワイナリーで賄っている他、農薬の使用を控え、土の水分量を計りながら効率的に散水、地区の生態系を守るために積極的に活動するなど、徹底的に環境に配慮した "エコ" ワイナリーだ。

 ここのお勧めは、ピノ・グリやシャルドネ、シラーを中心とした白ワインの他、ピノ・ノワールやメルローなど。優秀な赤ワインを数多く生産していて、数々の賞にも輝いている。併設のレストラン「ソノマ・ルーム」では、ダック・パルフェやラム・チョップといった、ワインにピッタリな料理が味わえる。この他にも、スナック類やサラダも用意されている。また、ワイナリーには、ぶどう畑が見渡せるバルコニー付のゲストルームが10室完備されている。

Burrowing Owl Estate Winery
営業時間 毎日  10:00〜17:00
住所  100 Burrowing Owl Place, RR#1, Site 52,
 Comp 20, Oliver V0H 1T0
URL  www.bovwine.ca
問い合わせ先  E-mail:info@burrowingowlwine.ca


 

 
ナラマタ


◆ フルーツワイン専門ワイナリー「エレファント・アイランド・オーチャード・ワインズ」

 ペンティクトンの北東、小高い丘陵のナラマタにあるワイナリー。段丘として、特に北米のワイン愛好家を中心に注目を集めているエリアだ。ナラマタから南へ約16キロに渡るシーニックドライブ沿いには、14のワイナリーが点在している。

 デルとミランダ夫妻が経営する、このアットホームなワイナリーの名物はフルーツワイン。カシス、ペア、アプリコットなどから作るワインやリキュールは、ワインとして楽しむだけでなく、ビネガーの代わりのドレッシングにも最適。料理のバリエーションもグッと広がるはずだ。ちなみに、ワインのラベルにある空に浮かぶ象のイラストは、このワイナリーのおじいちゃんが描いたものだそうだ。なお、ワイナリーには、穏やかな湖畔が望める、キッチン付の宿泊施設が併設されている。

Elephant Island Orchard Wines
住所  2730 Aikins Loop, RR#1 S5 C18, Naramata V0H 1N0
URL  www.elephantislandwine.com
問い合わせ先  Tel:+1-250-496-5522 Fax:+1-250-496-5521
 E-mail:info@elephantislandwine.com


 
◆気品溢れるシックなホテル「ナラマタ・ヘリテージ・イン&スパ」
 
 ナラマタに宿泊するなら、お勧めしたいのが「ナラマタ・ヘリテージ・イン&スパ」。ゴールドラッシュ時代に一攫千金を求め西海岸を目指していた家族が、その途中でこの地に魅了され定住。その時に使用していた住居を3年かけて改装した、全12室のこぢんまりとした宿だ。

 気品溢れるシックな館内では、猫足のバスタブや古い家具たちがノスタルジーをそそる。夜にはジャズの音色に耳を傾けながら、しっとりとしたディナー・タイムを。自家製のパンも評判だ。また、アヴェダの製品を使ったスパも完備されている。

Naramata Heritage Inn & Spa
客室数  12室
住所  3625 1st Street, Naramata V0H 1N0
URL  www.naramatainn.com
問い合わせ先  Tel:+1-250-496-6808 Fax:+1-250-496-5001


 

 
ケローナ


◆ 人気のレストラン「フレスコレストラン&ラウンジ」

 90年前に建てられたレンガ作りの建物を活かしたレストラン「フレスコレストラン&ラウンジ」は、ケローナでも特に人気のレストラン。店内には、オープンキッチンの活気が溢れたコンテンポラリーな空間が広がっているが、エレガントさを欠くことはない。数々の賞に輝いた料理やワインを楽しもうと、遠方から訪れる人も多い。

 シェフを務めるロドニー・バターズ氏は、世界的にも有名なバンクーバー島の高級リゾート、ウィカニニッシュインなどでのキャリアをもつ。あくまでも地元のベスト食材にこだわり、ワインの里にふさわしい味を追求している。

Fresco Restaurant & Lounge
定休日  月曜、日曜(5〜10月を除く)、1月
住所  1560 Water Street Kelowna V1Y 1J7
URL  www.frescorestaurant.net
問い合わせ先  Tel:+1-250-868-8805 Fax:+1-250-868-2285


 
◆ こだわりのアルチザンチーズを作る「カーメリス・ゴート・チーズ・アルチザン」
 
 イスラエルから移住したカップルが、こだわりのアルチザンチーズを作っている農場。ワインをひたしたチーズや、チーズ好きにはたまらないブルーチーズも絶品だ。自家製のジェラートもある。

Carmelis Goat Cheese Artisan Inc.
開園時間 5〜10月 毎日  10:00〜18:00
11〜12月 月〜土  11:00〜16:00
3〜4月 月〜土  11:00〜17:00
入場料  CAN$ 4.00(税別)
住所  170 Timberline Road, Kelowna
URL  carmelisgoatcheese.com
問い合わせ先  Tel:+1-250-470-0341


 
◆ 地元で人気の「ホテル・エルドラド」
 
 オカナガンレイク沿いに建つ地元で人気のホテル。プライベートマリーナやボードウォークが、リゾート気分を盛り上げてくれる。カヤックやボートをレンタルしてアクティビティーを楽しむこともできるが、のんびりと湖を眺めながらの休日もお勧めだ。

Hotel Eldorado
住所  500 Cook Road, Kelowna V1W 3G9
URL  www.eldoradokelowna.com
問い合わせ先  Tel:+1-250-763-7500 Fax:+1-250-861-4779
 E-mail:Info@EldoradoKelowna.com



◇ 掲載の内容は予告なしに変更されることがありますのでご注意下さい ◇
情報提供:ブリティッシュ・コロンビア州観光局 東京オフィス
最終更新日:2007年8月29日
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