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オリンピックまで1年切ったバンクーバー
「生活」の本質が体感できる都市
ブリティッシュ・コロンビア州



 
カウントダウン・ボードの除幕式 (カナダ大使館)


 2010年に開催されるバンクーバー・オリンピック・パラリンピックまで1年を切り、東京都内の在日カナダ大使館ではカウントダウンボードが設置された。


カナダ先住民の神話に出てくる
動物をモチーフにしたマスコットたち
左からクワッチ、ミーガ、スーミ
 この冬季オリンピックは2010年2月12日から28日まで、パラリンピックは3月12日から21日まで開催される。
会場はバンクーバー、ノースバンクーバー、ウィスラーで、カナダで開催されるオリンピックとしては1976年のモントリオール大会(夏季)、1988年のカルガリー大会以来、22年ぶりとなる。

 カナダといえば雄大な自然がイメージされる通り、このオリンピックは開発を最小限に抑え、自然と共存する恒常的循環型社会がテーマとなっている。

カナダ、殊にバンクーバーの環境保全意識は非常に高く、バンクーバーが“世界一住みやすい都市”として6年連続で選出されていることもその理由の一つと言えるだろう。
 “世界一住みやすい”という理由のひとつに挙げられるのは、バンクーバーが「自然と都市が一体となり、緑が身近にあること」だという。

先日カナダ大使館で行われたパネル・ディスカッションでも、登壇者の桐島ノエル氏はカナダ在住時を「無駄を省いたシンプルな生活」と振り返り、「手の届くところに自然がある生活は、こんなにも心地よく暮らせることなのか、と実感した」と語った。

 「冬だけでなく夏もお勧め。バンクーバーの夏の花火大会は素晴らしい」とは俳優の時任三郎氏。夏場は夜の10時まで明るく、食事を終えた後でも夏の緑がまぶしい公園でゆったり散策が楽しめるのも、自然が身近に共存するバンクーバーならではの魅力のひとつだ。

 またスキー競技場となるウィスラーは世界最大級のスキーリゾートで、国際色も非常に豊かな地域で、冬のスキーだけでなく、夏でもリゾート滞在や氷河見物などが楽しめる。

パネル・ディスカッション
カナダに縁のある3人の著名人が登壇

プロスキーヤー・登山家の三浦雄一郎氏は「雄大な山の自然のなかで、仲間や家族と過ごすのに非常にいい場所」と、カナダの魅力を語った。

 1年を通して豊かな自然に囲まれて都市生活を満喫できるバンクーバー。日本からは飛行機で6時間ほどだ。オリンピックが開催される前に、“都市と自然の共存”を体感してはどうだろう。来るべきオリンピック観戦が一層味わい深いものになるに違いない。


◇ 掲載の内容は予告なしに変更されることがありますのでご注意下さい ◇
情報提供:カナダ大使館 ・ カナダ観光局
ブリティッシュ・コロンビア州観光局 東京オフィス
最終更新日:2009年2月19日
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