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続々と美術館がリニューアルオープン!
コートダジュール


■ 国立フェルナンド・レジェ美術館 (ビオット)

 アンティーブにほど近いビオット村は「芸術の村」として知られ、人口1600人余りの小さな村に多くのアーティストが暮らしている。
2008年6月、国立フェルナンド・レジェ美術館には、レジェの作品全348点で飾ったダンスホールがオープンし、独特の太い線や荒いデッサン、派手な色の組み合わせの作品で有名なレジェの作品(絵画・デッサン・陶器・タピスリー・ブロンズ)が楽しめる。

 
■ 国際香水美術館 (グラース)

 香水の生産地として知られるグラースの国際香水博物館では、2008年6月から館内の3000平方メートルの空間を利用し、「嗅覚の世界」と題した展示を開始する。
特別なコレクションの中から選りすぐった香水、石鹸、白粉といった化粧品と共に、歴史解説もされている。

 
■ ピカソ美術館 (アンティーブ)

 2006年から閉館されていたピカソ美術館が、2008年7月にリニューアルオープンする。 パリやバルセロナにもあるピカソ美術館だが、アンティーブには約240点が所蔵されている。

 
■ ルノワール美術館 (カーニュ・シュル・メール)

 画家ルノワールが、リューマチの痛みに耐えながら終焉の地として12年を過ごしたカーニュ。ニースからも近い静かなこの田舎町は、芸術家の町としても有名だ。レ・コレットと呼ばれるルノワールのアトリエ兼住宅は、現在ルノワール美術館として一般に公開されている。

 このルノワール美術館には、ルノワールの大きな肖像画や作品、絵筆やキャンバス以外に車いすなどがそのまま配置されている。2008年はルノワール特集として、特別展覧会や映像の上映などが予定されている。

 
■ トラムウェイ路線の屋外美術館 (ニース)

 2007年秋に路面電車を開通したニースで、現在トラムウェイ路線をアートで飾った「屋外美術館」が注目を集めている。国際的にも有名な15名のアーティストの作品で路線の周辺が飾られ、ガイド付の運行も行われている。
 

◇ 掲載の内容は予告なしに変更されることがありますのでご注意下さい ◇
情報提供:フランス政府観光局
掲載開始日:2008年4月18日
最終更新日:2008年4月18日
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