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「第57回プッチーニ・フェスティバル」開催
2011年

 日本でもお馴染みの『トゥーランドット』や『蝶々夫人』を作曲した巨匠、ジャコモ・プッチーニ。そのプッチーニのオペラを中心に上演する「第57回プッチーニ・フェスティバル」が、トッレ・デル・ラーゴ・プッチーニで2011年も7月22日から8月27日にかけて開催される。

 今年の見所は、岡村喬生が演出を手がける特別共同製作盤『蝶々夫人』や、イタリア統一150周年を記念して上演されるイタリア国歌作詞家であり、統一の英雄を主人公にしたオペラ『マメーリ』だ。なお、プログラム・キャストは2011年2月14日現在のもので、変更になる可能性もある。

 
プッチーニ・フェスティバル・プログラム

 
◆ ラ・ボエーム


La Boheme
公演日  2011年7月22、30日、8月12、20、27日

 
◆ トゥーランドット


Turandot
公演日  2011年7月23、29日、8月7、13、26日
演出  マウリツィオ・スカパッロ
装置  エツィオ・フリジェリオ
衣装  フランカ・スクアルチャピーノ

 
◆ 蝶々夫人

 今回上演されるのは、1904年ミラノ・スカラ座で初演された原作台本の台詞と、オペラ歌手でもある岡村喬生氏がト書きの日本誤認を正しい台詞に直した修正版。プッチーニ・フェスティバルとの共同制作による世界初の上演となる。

 日本人役はオーディションで選ばれた日本人歌手が、外人役は外人歌手が歌う。また、湖を借景として長崎湾に見立てた演出などが早くも話題となっている。上演期間中には、衣装担当の千地泰弘氏がデザインした数々の着物も劇場内のホールにて特別に展示される。

 
Madama Butterfly
公演日  2011年8月6、11、18日
演出  岡村喬生 (NPO法人「みんなのオペラ」芸術総監督)
美術  川口直次
衣装  千地泰弘

 
◆ マメーリ    ※ この公演はキャンセルになりました (2011/2/14)

 現イタリア国歌を作詞した統一の英雄詩人ゴッフレード・マメーリに捧げられた、イタリア統一をテーマにした唯一のオペラ。初演が行われたのは1916年のこと。以後ほとんど上演されることがなかったが、プッチーニ・フェスティバルの芸術監督であるA.ベロネージの要請でアメリカの書庫から最近になって楽譜が発見され事により実現した。
作曲はルッジェロ・レオンカヴァッロ。1949年5月の戦い、愛、情熱を描いた、愛国心に溢れるドラマティックな旋律と、美しい物語にも注目したい。

 
Mameli
公演日  2011年8月19、25日

 
◆ 歌手との夕食

 オペラ3演目の初日公演後に、歌手らとのガラ・ディナーが開催さえる。会場は劇場近くのヴィッラ・カプローニ庭園。希望者は30日前までにチケットオフィスにて要予約。
 
A Cena con gli artisti
開催日  2011年7月、22、23日、8月6日
会場  ヴィッラ・カプローニ庭園
参加費  € 65.00/1名

 
☆ プッチーニ・フェスティバル チケットオフィス


Ticket Office Puccini Festival
公演日  www.puccinifestival.it
演出  www.landofpuccini.com

 

◇ 掲載の内容は予告なしに変更されることがありますのでご注意下さい ◇
情報提供:イタリア政府観光局
最終更新日:2011年2月14日
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