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| イタリア統一150周年関連イベント | ||||||||
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| 〜 トリノ 〜 | ||||||||
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2011年3月17日に統一150周年を迎えるイタリアでは、各地で様々な式典や関連イベントが開催される。
特に統一当時最初の首都となったトリノでは「イタリア経験」と題し、2011年3月17日から250日間に渡って開催が予定されているテーマ別展覧会、舞台やイタリアの過去・未来を語るシンポジウム、そして演劇などの準備が進められている。 メイン会場となるのは、ユネスコ世界遺産にも登録されたサヴォイア王家の邸宅群のひとつヴェナリア宮「スクデリア・ユヴァッリアーネ」と、19世紀建造の旧鉄道修理場を改装した新美術館OGRの2ヶ所。そこで今回、日本人にとっても見逃せない展覧会を中心に紹介しよう。 なお、イタリア統一150周年に関するイベントの詳細は、http://www.italiaunita150.it （伊語のみ）を参照。 |
| ◆ 美しきイタリア展 〜首都だった街の芸術とアイデンティティー | ||||||||
トリノ、フィレンツェ、ローマ、ミラノ、ヴェネツィア、ジェノヴァ、ボローニャ、ナポリ、パレルモなど、かつてイタリアで「首都」であった都市が描かれた絵画や、イタリア史において重要性な芸術作品を集めた展覧会。ジオット、ドナテッロ、ラッファエッロ、ダ・ヴィンチ、ボッティチェッリ、ティツィアーノ、コレッジョ、カラヴァッジョ、カノーヴァといった錚々たる芸術家の作品300点が公開される。
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| ◆ レオナルド：天才から伝説へ | ||||||||
イタリアの天才レオナルド･ダ･ヴィンチの展覧会。現在、トリノ王立図書館に所蔵されているサヴォイア王家のコレクションの有名なダ･ヴィンチ自画像が特別展示される。また、ダ･ヴィンチ直筆の作品や弟子達による肖像画なども一緒に公開される。
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| ◆ イタリア・ハイファッション150年の歴史：統一から現代まで | ||||||||
「イタリアの姿を鏡に映す」と題した、イタリアファッションの歴史を辿る展覧会。19世紀末に流行したマルケリータ女王風ファッションから未来派やファシズム風のファッション、そして第二次世界大戦敗戦後に共和国となったイタリアが世界のファッション界をリードするまでに至った150年に渡るファッションを回顧する。
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| ◆ 王宮食卓菜園 | ||||||||
周囲を森やアルプス山系の景色に囲まれたヴェナリア宮の庭園は、19世紀に王家のための農園があった場所だ。そこにイタリア最大の菜園が再現される。 10ヘクタールのこの菜園では野菜や果物、穀物を栽培。噴水や池なども整備され、当時の果樹庭園や食文化を垣間見ることができる。また、王宮内では3月から11月までの月1回、週末にワインとフードを楽しむ夕食会が催され、ワインや食材市で買い物も楽しめる。
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| ◆ イタリア人メイキング | ||||||||
「イタリア人」を主人公に、イタリア統一から現代に至るまでの歴史を辿る。イタリア統一後、異なる文化や歴史をもった様々な地域の人々が「イタリア人」としての共通のアイデンティティーを確立するまでが、最新の技術や嗜好をこらしたインタラクティブに展示される。
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| ◆ 未来駅 | ||||||||
カーデザインや建築などクリエイティブなイタリアの現代に始まり、未来のイタリアへと旅する展覧会。ウェブ革新、急激に広がるブロードバンド化、ペーパーレス社会、電気自動車、クリーンエネルギーなど、人々の生活に変化をもたらす理想の世界が展開される。来場者は3Dも駆使したバーチャルな近未来へ、そして来るべきイタリアの姿が観察できる旅を体験する。
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| ◆ 未来を手中に：明日を担う職人技 | ||||||||
工房ギャラリー、アートと工芸スーパーマーケット、1911年の「統一50年祭」、1961年の「産業労働国際展覧会」を受け企画された展覧会とワークショップ。 デジタル作品にみられる新たな職人技術、車体やエンジンから音楽楽器に至るイタリアの産業デザイナーや職人工房によるプロジェクト、そして製品に触れ現代の新たな職人技や作品を紹介し展望する。21世紀におけるこの分野での"イタリアの秀逸さ"を発見することだろう。
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