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締切大堤防 75周年 | ||||||||||||||||||
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〜 2007年 〜 | ||||||||||||||||||
締切り大堤防(蘭語でAfsluitdijk)は、北ホランド州とフリースランド州を結ぶ全長約30キロの大きな堤防。北海沿岸の低地を荒波から防ぐと同時に干拓を推し進めるため、ゾイデル海の一部を堤防で締切るという大工事が行われた。現在締切られた内海は、淡水のアイセル湖となっている。 天然岩は生物の繁殖を妨げることなく、また耐久性も優れたもので、堤防は水に没している土台部分にこの天然岩を積み上げ、その上に自転車・歩行者用道路もある高速道路が走っている。オランダの土木建築技術の高さと、自然への配慮を感じさせる。 高速道路の途中には休憩所が設置されていて、見晴台からは前後が道路で仕切られた一面の水景色が眺望できる。また、工事の歴史を記したディスプレイもあり、「神は世界を作ったが、オランダ人はオランダを作った」という言葉が実感できる。 アムステルダムからは、アルクマールまで鉄道を利用し、そこからレーワルデン行きのバスに乗車。途中、休憩所が停留所になっているので、そこを折り返し地点にするのも良いし、対岸のフリースランド州の州都レーワルデンまで足を伸ばしても良いだろう。なお、2007年5月に建設75年を迎えた「締切大堤防」を記念して、地元では以下のような様々なイベントが計画されている。 また、6月3日までエンクハウゼンにあるゾイデル海博物館では、「ザ・ダイク展」が開催されている。同展では、締切大堤防の建設と旧ゾイデル海の埋め立ての様子を記録した、ロッテルダム出身の画家、ヨハン・ヘンドリック・ファン・マステンブルーク(1875-1945)の絵画21点と、素描画106点を展示。その他にも、当時の写真や使用された道具も展示されている。 | ||||||||||||||||||
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◇ 掲載の内容は予告なしに変更されることがありますのでご注意下さい ◇ 情報提供:オランダ政府観光局 掲載開始日:2007年5月24日 最終更新日:2007年5月24日 |
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