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ヨーロッパ鉄道関連最新情報


〜2010年2月〜


■ ユーロスター2009年12月18・19日運行に際しての補償について (フランス、英国)

 2009年12月18日と19日にフランス北部を大寒波が襲った影響で、ユーロスターでは一部列車を利用した乗客にでき得る限りの補償をすることを発表した。

 これにより該当列車のチケットの払い戻しが行われる他、ユーロスターの往復無料チケット(12ヶ月以内の利用に限る)の進呈、170ユーロの返金、必要と認められた支出額(3ツ星までのホテル、タクシーや地下鉄、駐車場料金、食事)が支払われる。また、2009年12月20〜23日のチケット料金が全額払い戻される。

 補償対象となる列車番号は以下の通り。なお、払い戻しに際しては、オリジナルのチケットと請求書(Invoices)が必要となる。


 ◆ 2009年12月18日:9053便、9055便、9057便、9059便、9063便

 ◆ 2009年12月19日:9035便、9043便

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■ アルテシアデイ、パリ=ミラノ線の運行再開 (フランス、イタリア)

 パリとイタリアの都市を結ぶ高速列車「アルテシアデイ」のパリ=ミラノ線の運行が、4月5日と6日から再開される。また、TGV9249便は9299便に、TGV9240便は9290便に便名が変更となる。新スケジュールは次の通り。

 ◆ TGV9299便:パリ・リヨン駅(15:24) ⇒ ミラノ中央駅(22:25)

 ◆ TGV9290便:ミラノ中央駅(06:40) ⇒ パリ・リヨン駅(13:59)

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■ エリプソス料金の一部変更 (スペイン、スイス、イタリア)

 エリプソスは、パリとスペイン(バルセロナ、マドリッド)やチューリッヒ、ミラノを結ぶ豪華夜行列車。グランクラスの個室寝台乗車の際には朝食と夕食が、クラブクラスの寝台には、朝食が、それぞれ乗車券に含まれる。

 これまで「エリプソス」の閑散期料金は4月5日までの適用だったが、2010年は6月17日まで延長されることになった。また、2010年6月18日以降は、料金幅の変更と値上げが予定されている。

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■ 「シティナイトライン」の一部運行中止について (オランダ、オーストリア、イタリア)

 夜行列車「シティナイトライン」は、2009年12月13日以降アムステルダム=ウィーン間とアムステルダム=ミラノ間の運行を中止した。
このため、両都市間を結ぶ夜行列車の直行便の運行は無くなり、乗り継ぎが必要となる。

これら2都市の移動には、アムステルダム=ウィーン間はミュンヘン(シティナイトライン/レイルジェット)で、アムステルダム=ミラノ間はパリ(タリス/アルテシアナイト)を経由しての移動が可能。

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〜2010年1月〜


■ レイルヨーロッパ15周年キャンペーン&ユーレイル・クレイジー・プロモーション

 レイルヨーロッパでは、2月15日から3月末日まで全世界規模で15周年キャンペーンを実施する。

 このキャンペーンでは、TGVとTGVリリアのパリ=ジュネーブ/ローザンヌ間の乗車券が最大60%割引になるほか、ユーロスターやスイスパスといった多数のキャンペーン商品を取り揃えている。

 さらにレイルヨーロッパのウェブサイトでは、2月15日からレイルヨーロッパ商品の購入時に使えるディスカウント・クーポン(最高で200ユーロ)が当たるパソコンのマウスを使ったスクラッチくじが展開される。

 これに加えて、2月15日から3月15日までの間にレイルヨーロッパ・ジャパンの日本語サイトからユーレイルパスを購入すると、抽選で1名が無料となるビッグなキャンペーン「ユーレイル・クレイジー・プロモ」も同時に実施される。詳細は、同社のウェブサイトを参照。

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■ フランス国内列車チケットの変更・払い戻しについて (フランス)

 フレンチ・ジャーニー・トレイン(TGV国内線、テオズ、夜行列車ルネア)のPLUS料金(大常料金)で購入したチケットの変更・払い戻しについて、2010年2月2日から一部利用条件が変更された。

  これまでは、発車までに鉄道駅にて不乗証明(UNUSED)のスタンプを押してもらって座席予約をキャンセルし、乗車予定日から2ヶ月以内に所定の手続きを行うことで変払い戻しができたが、今後は乗車日前までにGSAまたはフランス国内の駅において予約の取り消しが必要となる。

 乗車当日の場合は、発車後30分以内にフラン鉄(SNCF)に電話をするか、発車後2時間以内に乗車駅で座席予約の取り消しを伝えなければ、チケットの変更・払い戻しを受けることはできないので注意したい。

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■ エリプソスへの持ち込み荷物についての注意 (スペイン、フランス、イタリア、スイス)

 スペインとパリやチューリッヒ、ミラノを結ぶ夜行列車エリプソスへの持ち込み荷物は一人3個までで、1個につき重さが20キロ、三辺の和が250センチ以内となる。個数や重さ制限を超えた荷物についての課金システムはないため、制限を超えた場合は車掌から乗車を拒否される場合もあるので注意が必要だ。また、グランクラスとクラブクラス利用で、寝台個室を二人で利用する際も個室の鍵は1つのみとなる。

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■ ウィーン南駅工事のため閉鎖 (オーストリア)

 ウィーン南駅は改修工事のため閉鎖される。この間、南周りの列車やチェコ、ポーランド行きの列車は、ウィーン・マイトリンク駅からの発車となる。但し、すでに発券されているウィーン南駅発のチケットは有効だ。

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■ SJインターシティのマルメ発着駅が変更 (スウェーデン)

 スウェーデン鉄道が運行する「SJインターシティ」は、これまでマルメ中央駅発着で運行されていたが、現在の発着駅はマルメ南駅となっている。

 マルメ南駅発着に変更された主な路線は、マルメ=イェムトランド(夜行列車)、マルメ=ストックホルム(日曜の夜行列車)、マルメ=ストックホルム(インターシティ)、マルメ=ヨーテボリ(インターシティ)など。

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〜2009年12月〜


■ 「セントラル・ヨーロッパ・トライアングルパス」が新登場!(オーストリア、チェコ、ハンガリー)

 2010年の上半期に、中欧を巡るのに最適な新たな鉄道パス「セントラル・ヨーロッパ・トライアングルパス」が発売される。
これは、短期間でオーストリア、チェコ、ハンガリーといった中欧主要国の首都を巡るというパスで、ウィーン=プラハ=ブダペストと、ウィーン=プラハ=ザルツブルクを巡る2つのルートが設定されている。なお、パスの販売、および有効期間は2010年1月1日から6月30日までで、料金は99ユーロとなっている。

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■ ディズニートレインの運行について (英国、フランス)

 2010年1月4日以降、ロンドンとディズニーランド・パリ(マルヌ・ラ・バリー)を結ぶユーロスター・ディズニートレインの運行本数が、学校の休み期間中以外は週5便に減便される。なお、学校の休み期間中以外は、両方向ともに火曜と土曜の運行は無いので注意が必要だ。

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■ 国際夜行列車のスケジュール変更情報 (フランス、スペイン)

<エリプソス(国際夜行列車>

◆ 2010年3月16日まで

407便(マドリッド⇒パリ)は月・火曜は運休。12月22・29日、2010年1月5日は運行

◆ 2010年3月17日まで

409便(パリ⇒マドリッド)は火・水曜は運休。12月23・30日、2010年1月6日は運行

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〜2009年11月〜


■ タリスの高速新路線が完成・冬ダイヤから時間短縮 (フランス、ベルギー、オランダ、ドイツ)

 フランス、ベルギー、オランダ、ドイツの4ヶ国を結ぶ高速列車、タリス。
高速新路線の完成に伴い、12月13日からタリスの運行時間が短縮、および増便され、アムステルダム=パリ間は3時間あまりで結ばれることとなる。なお、12月13日以降、タリスはデン・ハーグ駅には停車しない。また、高速新路線開通により12月12日、13日、18日の一部タリスの運行スケジュールに変更が生じる。

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■ TGVリリア運行時間短縮と増便 (フランス、スイス)

 TGVリリアの路線工事が12月13日までに終了し、パリからジュネーブへの所要時間は、現行の3時間26分から3時間9分に短縮、またジュネーブからパリへは現行の3時間32分から3時間7分で運行される見込みだ。

 また、2010年7月までにはパリ=ジュネーブ路線は1日9便、同12月までには1日10本まで増便される見込みだ。さらに、パリ=チューリッヒ路線は、現行の1日3便から5便に増便される予定となっている。

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■ エリプソス「コスタ・ブラバ100周年」特別メニュー (フランス、スペイン、スイス、イタリア)

 フランスとスペインを結ぶ豪華夜行列車、エリプソスは「コスタ・ブラバ100周年」を記念し、地元料理を取り入れた特別メニューが期間限定で導入される。

 100周年を記念したこの特別ニューは、スペインの著名なシェフ、フェラン・アドリアとジョアン・ロカの両氏が選んだもので、2010年春までホアン・ミロ号、パブロ・カザルス号、サルバドール・ダリ号のバーレストラン車両で提供。グランクラスでは、夕食がチケット料金に含まれ、来年春までは従来のメニューと特別メニューのどちらかを選ぶことができる。

 特別メニューが提供されるエリプソスは、ホアン・ミロ号(バルセロナ=パリ):475便・477便、パブロ・カザルス号(バルセロナ=チューリッヒ):273便・274便、サルバドール・ダリ号(バルセロナ=ミラノ):11273便・11274便。

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■ 座席予約に関する注意 〜ユーレイルパス所持向け (ベルギー)

 ユーレイルパス所持者がベルギー国内で鉄道を利用する場合、座席の予約ができる区間が制限されている。
ベルギーの鉄道駅で予約可能な列車と路線は、タリス(ブリュッセル=パリ、ケルン、アムステルダム、ロッテルダム)、ICE(ブリュッセル=ケルン、フランクフルト)、ユーロスター(ブリュッセル=ロンドン、リール)、TGVブリュッセル-フランス(ブリュッセル=リール、フランス各地)

 なお、ベルギー国内における全国内路線(高速列車の区間を除く)、ユーロシティ(ブリュッセル=アムステルダム/ルクセンブルク/マーストリヒト)、ユーロシティ(ブリュッセル=リール)は予約は不要だ。

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■ 国際夜行列車のスケジュール変更 (スペイン、フランス、スイス、イタリア)

 路線工事などにより、国際夜行列車の一部スケジュールが変更になった。

<エリプソス(国際夜行列車)>

◆ 2010年3月16日まで

 407便(マドリッド→パリ)は月・火曜運休。12月22日、29日、2010年1月5日は運行。
 
◆ 2010年3月17日まで

 409便(パリ→マドリッド)は火・水曜運休。12月23日、30日、2010年1月6日は運行。
 

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■ 国際夜行列車のスケジュール変更情報 (スペイン、フランス、スイス)

 
<エリプソス(国際夜行列車)>

◆ 2009年10月12日〜2010年3月16日

 407便(マドリッド⇒パリ)月・火曜運休。12月22日、29日、2010年1月5日は運行。
 
◆ 2009年10月13日〜2010年3月17日

 409便(パリ⇒マドリッド)火・水曜運休。12月23日、30日、2010年1月6日は運行。
 
 
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〜2009年8月〜


■アルテシアナイト、19時ルールに一部例外措置 (フランス、イタリア)

 アルテシアナイトは、毎日運行されているパリとミラノ、ヴェネツィア、フィレンツェ、ローマを結ぶ夜行列車だ。
パリとローマを結ぶアルテシアナイトは、パリを19時数分前に出発するが、例外として「19時ルール」が適用されることになった。

 この「19時ルール」とは、ユーレイルのフレキシーパスを使用して19時以降に発車する夜行列車を当日利用する場合、パスの通用日の欄に翌日の日付のみを記入するというもの。これにより乗車時間が2日にまたがっていても、パスは1日のみのカウントとなる。

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■ユーロスター、リール=国間のレジャーセレクトクラスについて (フランス、ベルギー、英国)

 現在、ユーロスター9057便のリール・ヨーロッパ=ロンドン間では、レジャーセレクトクラスの販売は行われておらず、それ以外のルートではレジャーセレクトクラスが販売されている。
また、9074便(ディズニートレイン)のロンドン=リール・ヨーロッパ間では、レジャーセレクトとスタンダードの両クラスを販売。同便のレジャーセレクトクラスでは朝食(暖かい料理)を提供しているが、シャンペンの提供は行われていない。

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〜2009年7月〜


■ ブリットレイルに3日間有効のパス新登場 (英国)

 ブリットレイルは、この春から、使用日が3日間の「ブリットレイルパス&フレキシーパスとブリットレイルイングランドパス&フレキシーパス」を新たに設けた。これにより短いイギリス滞在中でも、ブリットレイルパスを使ったお得な旅が楽しめるようになった。

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■ ユーロスター車内改装へ (英国、フランス、ベルギー)

 イギリスとフランスやベルギーを結ぶ高速列車「ユーロスター」が、2012年を目途に車両内装の全面的な改装を行う事が発表された。 次の内装は、自動車や鉄道業界においても幅広いデザイン経験を持つ、世界的にも有名なイタリアのピニンファリーナ社。
同社は、イタリアの高速列車「イーエス・スター」を初め、スイスやデンマーク、ノルウェーの各鉄道会社の車両デザインの他、イタリアやギリシャ、スウェーデン、トルコの一部都市を走るトラムなどを手がけた実績がある。

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掲載の内容は、予告なしに変更されることがありますのでご注意下さい。また、詳細については最寄りの旅行代理店でお尋ね下さい。
情報提供:RAIL EUROPE JAPAN
最終更新日:2010年3月8日
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