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「カイシャ・フォーラム」がオープン | |||||||||||||||
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マドリッド | |||||||||||||||
バルセロナに続きスペインの大手銀行、カイシャ(Caixa)財団の文化施設が、マドリッドの歴史地区に「カイシャ・フォーラム」登場した。 これは2001年より廃墟と化していたかつての電力会社の跡地を同社が購入し、展覧会などを行なう文化施設を建設。これにより、マドリッドの三大美術館を結ぶ中心点となるプラド通り36番地が、電力の供給地から文化の発信地へと変貌を遂げた。 建築を手がけたのは、スイス人建築家グループの「Herzog & de Meuron」。電力工場のレンガを再利用し、現代的なエッセンスを加えた外観が印象的だ。内部は、様々な建材とデザインを駆使した遊び心溢れた作りになっており、2、3階の展示スペースでは現代アートから古典作品まで様々な展覧会が行われている。 また、隣にはビルの垂直な壁面に展開する「垂直庭園」がある。この庭園は、植物学者のパトリック・ブランが提唱するもので、あたかも生きた絵画のような美観だけでなく、環境にも優しい建物だ。大きさは460平方メートルとスペイン最大規模で、そこに壁面には250種、15,000もの植物が植えられている。「カイシャ・フォーラム」へは、地下鉄L1アトーチャ駅で下車。 | |||||||||||||||
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◇ 掲載の内容は予告なしに変更されることがありますのでご注意下さい ◇ 情報提供:スペイン政府観光局 掲載開始日:2008年4月28日 最終更新日:2008年4月28日 |
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