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スペイン最新情報 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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マヨルカ島にある「ベルベル城」は、パルマ湾の美しい眺望を堪能できる歴史的建造物として人気観光スポットだ。 今春、その「ベルベル城」の開館時間が変更となった。これに合わせ休館日も月曜に変更され、日曜と祝日の見学が可能となった。今後はコンサートや結婚式、各種式典などの会場としても使用される予定だという。 (2011年6月)
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マドリッド市観光局では、視覚および聴覚障害のあるツーリストへの配慮から、マヨール広場の観光案内所に点字の館内図とサービス案内を設置。館内看板の色彩を強調したり、文字の拡大表記や点字の利用、手話案内を採用(西語のみ)するなど、障害があっても観光局が手軽に利用できるようになった。 また、同局では障害者のための各種ガイドツアーも催行している。2年毎に改訂される観光ガイドブックも発行されている。こうした情報は、同局の公式ウェブサイトからも入手できる。 (2011年6月)
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マドリッド南西部を流れるマンサナレス川。この川沿いに長さ10キロ、総面積1,210,881平方メートルにもおよぶ緑地帯「マドリッド・リオ」が設けられた。 北は地下鉄のプリンシペ・ピオ駅近くから、南は地下鉄レガスピ駅近くのサン・ビセンテ展望所まで続くこのエリアには、散歩道や緑地だけでなく、子どもが楽しめる17の遊戯スペースやサッカー、テニス、ボルダリング、スケートなどのスポーツ施設、人工ビーチや各種イベントホールなどのレジャー施設の他、複数の展望所も設けられている。 (2011年6月)
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1997年までバルセロナの闘牛場として使用されていた旧ラス・アレナス闘牛場が今春、巨大ショッピングセンターとしてリニューアルオープンした。 6階建て、テラスを含む延床面積は10万平方メートルにもおよぶ同ショッピングセンター「アレナス・デ・バルセロナ」には、スペイン発のジュエリーブランド「Tous」やアパレルブランド「Mango」、「Desigual」をはじめ、「スワロフスキー」や「ネスプレッソ」、そしてCDショップの「FNAC」などの有名チェーン店を含む116のテナントが軒を連ねている。また、映画館やスポーツジムといったレジャー施設も併設されている。 地下1階に展開しているのが、大手スーパーマーケットの「メルカドナ」。スペイン広場というアクセスの良さに加え、国際見本市会場に隣接していることから、一般市民だけでなく観光客の利用も大いに期待されている。 その他にも、ショッピングセンターの売りの一つである「ロック博物館」、高さ27メートルのドーム型天井の下に位置するレストランやオープンテラスなども営業している。なお、同ショッピングセンターは地下鉄駅にも直結する予定だが、工事終了は4月下旬から5月上旬になるものと見込まれている。「アレナス・デ・バルセロナ」へは、地下鉄 L1、L3、L5 番線のEspanya駅、もしくはFGCカタルーニャ鉄道のEspanya駅で下車。 (2011年4月)
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世界一予約が取れないレストランと言われながら、今年7月30日を持って休業が発表されているレストラン「エル・ブジ」で一躍有名となったシェフ、フェラン・アドリアの店がバルセロナに誕生した。 アドリアが弟のアルベルトとオープンさせたタパスレストラン「TICKETS」とカクテルバー「41°」があるのは、バルセロナ市内のスペイン広場近くにある1930年代に建てられた建物の中。バルセロナで有名な魚介レストラン「リアス・デ・ガリシア」のオーナーであるイグレシアス兄弟が運営している。 この春にオープンしたばかりのタパスレストラン「TICKETS」はカラフルで楽しい雰囲気の内装になっていて、複数のバーカウンターが設けられている。ここで提供するタパス料理は、スペイン伝統の一品から未来的、かつ創造力が溢れる一皿、そしてスイーツまで約50種類が取りそろえられている。 一方、2011年1月にオープンしたカクテルバー「41°」は大人の雰囲気に包まれていて、メニューにはカクテルに合う国際的なおつまみや牡蠣、キャビアといった高級食材が並んでいる。中には、日本風おつまみの「牡蠣のゆずポン酢味」もある。 両店舗が入っている建物「フロタッツ」へは、地下鉄L3番線のPoble Sec駅で下車。C/Manso出口からパラレル通りをスペイン広場方面へ向かい、一本目の通りを右に入った右側にある。Tamarit通りとEntenza通りの交差点近く。いずれの店舗も完全予約制で、予約は以下のサイトで受け付けている。(2011年4月)
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各地で2011年に開催される闘牛の予定は以下の通り。 祭り期間中の闘牛は地元でチケットの入手は困難だが、マドリッドで毎週日曜の夕刻に開催される闘牛は比較的チケットが取り易い。日程は変更される可能性があるので、各闘牛場サイトにて再確認を。(2011年4月)
バルセロナでの闘牛は今年で最後となる。チケットは、4月18日から発売される。闘牛は、9月のメルセド祭でも開催される予定だ。
今シーズンは3月12日に開幕。毎週日曜と一部の祭り期間中に闘牛が開催される。
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マドリッド郊外にある「エル・エスコリアル宮殿」のバリアフリー対応工事が終了した。 今回の工事でスロープや車椅子リフトが設置され、勾配が大きく狭い場所にはキャタピラ式のシステムが導入された。これにより地下にある王室礼拝堂を除き、車椅子利用者も一般見学可能なスペースの大半を見学できるようになった。 (2011年4月)
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2011年3月7日から、スペイン国内の高速道路の制限速度が120キロから110キロに引き下げられた。 違反切符は110〜141キロが100ユーロ、141〜160キロは300ユーロといった具合に違反した走行速度によって決められている。 スペインでは自動速度違反取締装置(オービス)が設置されているため、帰国後にレンタカー会社を通して違反切符が届くケースが増えているので注意したい。(2011年4月) |
一時運行を中止していたマドリッド市内の観光周遊バス「Madrid Vision」が運行を再開した。ルートは従来通りの、歴史地区とモダン地区の2ルート。なお、次の運行業務を担う会社が競合入札により決まる6月までは、マドリッド市交通局(EMT)が運行を継続する。(2011年3月)
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2004年から運行が中止されていた豪華観光列車「アル・アンダルス」。1月に開催された観光見本市では、この列車の運行再開に向けてスペイン国鉄(RENFE)と北スペイン鉄道(FEVE)が協定を結び、2012年に再運行される見込みとなった。北スペイン鉄道が今後6年間経営・操業を担当し、スペイン国鉄が車両管理など技術面をサポートするという。 (2011年3月) |
アルハンブラ宮殿ライオンの中庭は、現在も考古学関係の調査が続けられているが、修復を終えたライオン像はカルロス5世宮殿に展示されている。 その修復された12頭のライオン像の展示が、2011年9月30日まで延長されることとなった。展示場の収容人数は60人、予約制で30分の無料ガイドツアーも行われている。(2011年3月)
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スペインの空の玄関口となっているマドリッド、バルセロナ、マラガの空港には、ミシュランに格付けされたシェフが監修するレストランがある。搭乗までの時間を利用して、カジュアルに一流シェフの味を試してみてはいかがだろうか。(2011年3月)
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バルセロナのサグラダ・ファミリアは、宗教行事のため下記の通り開館時間が変更となる予定。(2月24日現在)
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ソフィア王妃芸術センター(マドリッド)に展示されている「青い服の貴婦人」は、パリから戻ったピカソがマドリッドで描き上げ、1901年に国立芸術センターで行われた特別展示会に出展されたピカソの代表作だ。 現在、この「青い服の貴婦人」の修復が行われている。修復作業は現在、美術館が休館となる毎週火曜日に行われているため引き続き展示が行われているが、3月初旬から8月末までは展示から外して作業が行われる予定となっている。 なお、修復作業は長引く場合もあるので注意したい。(2011年1月)
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2011年1月2日に行われた禁煙法の改正により空港ビル内は全面禁煙に、また一部空港ターミナルに設けられていた屋内喫煙スペースも撤去された。同時に、鉄道駅やバスターミナル、レストラン、バル、カジノ、ディスコ、クラブの屋内も禁煙の対象となった。 基本的に屋外では喫煙が可能だが、幼児用の遊具がある場所(公園や遊園地等)や、医療施設の敷地内等も禁煙スペースに加えられているので注意したい。なお、宿泊施設も屋内は禁煙となっているが、条件を満たせば喫煙者専用の客室を設けることができる。(2011年1月) |
「銀の道パスポート」 スペイン西部、セビーヤからヒホンまで南北に走る観光ルート「銀の道」。この銀の道では、スタンプを集めて応募すると宿泊クーポンなどが当たる「銀の道パスポート」を発行している。 パスポートに有効期限はなく、銀の道ネットワークに加盟している町の観光案内所や宿泊施設でスタンプを押してもらえる。また、パスポートを提示すると割引サービスも受けることができる。詳細は、「銀の道」のウェブサイトを参照。(2011年1月)
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2010年12月19日、バルセロナ=パリ間に高速鉄道が開通した。 スペイン国鉄(RENFE)とフランス国鉄(SNCF)の共同運行による同路線はフィゲラスからパリまでTGV の運行されるため、バルセロナの中心部から2キロ西にあるフィゲラスの新駅で車両調整のため15分程度の停車を余儀なくされるが、これまでより1時間15分短縮され7時間25分で結ばれるようになった。 なお、バルセロナ=フィゲラス間のRENFEについては、オンラインで乗車券の購入ができるが、フィゲラス=パリは駅の窓口、もしくはSNCFでのみ購入が可能となっている。現在は、バルセロナ サンツ駅発は午前9時と午後1時に、パリ リヨン駅発は朝7時20分と午後3時20分の往復二本が運行されている。(2011年1月) |
セビーヤにある5ッ星ホテル「アルフォンソ13世」が、今年6月から2012年3月(予定)まで改装のため休業となる。(2011年1月) |
マラガの北40キロに位置するアンテケラは、セビーヤとグラナダ、マラガとコルドバを結ぶ二大幹線道路が交差するアンダルシアの交通の要衝地だ。先史時代からあらゆる民族が定住し、様々な文化が交錯するこの町は史跡の宝庫とも言える。 スペインの著名な作家ヘラルド・ディエゴも「華麗な白い教会の町」と称えた古城の麓に広がる白壁の町には、文字通り多数の教会が点在している。また、少し足を延ばした場所にはドルメンと呼ばれる巨石墳墓群や、不思議な形の岩の景観が楽しめる自然公園といった見どころもある。 アンテケラへはマラガから高速鉄道でわずか30分。リゾート感覚が漂う沿岸部とは一味違うその雰囲気を味わいに、日帰りで訪れてみてはいかがだろうか。(2011年1月) ◆ アルカサバ
◆ カルメン教会
◆ サンタ・マリア・ラ・マヨール王立教会
◆ メンガ・イ・ビエラ巨石墳墓
◆ エル・ロメラル円形地下墳墓
◆ トルカル・デ・アンテケラ自然公園
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「シエガ・ベルデの先史時代の岩絵」 今年8月、スペインに42番目となる世界遺産が誕生した。 今回新たに登録されたのは、カスティーヤ・イ・レオン州にある「シエガ・ベルデの岩絵遺跡群」。1998年に世界遺産に登録された隣国ポルトガル、コア渓谷の先史時代の岩絵遺跡群のスペイン側への拡張として登録された。 この遺跡群は、カスティーヤ・イ・レオン州サラマンカ県シウダッド・ロドリゴ市から約15キロ、ポルトガルとの国境に近いアケダ川下流域にある。ガイド見学ツアーが実施されているので、この機会に訪れ古代ロマンに思いを馳せてみてはいかがだろうか。 (2010年11月)
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去る10月13日に試運転が無事終了し、スペイン勧業省は待望の同路線の開通日を12月18日と発表した。 また、バレンシアの新たな玄関口となる新駅は、バレンシア出身の現代美術画家に因み「ホアキン・ソローヤ」と名づけられた。同駅はサン・ビセンテ・マルティル通り沿いに位置し、至近距離にある従来の北駅とも結ばれる。 (2010年11月) |
マドリッドの空の玄関口バラハス空港と、周辺都市への移動にも便利なアトーチャ駅を結ぶ24時間対応のシャトルバスがまもなく運行を開始する。 マドリッド市の発表によると、このシャトルバスの開通により市内中心部へは約40分で移動が可能となり、空港職員を含め毎月約6万人の利用客が見込まれているという。 運行ルートは、バラハス空港のT4=T1、T2=地下鉄のO'Donnell駅=シベレス広場=アトーチャ駅となっている。 (2010年11月)
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スペイン勧業省は10月の試験運転を経て、12月15日〜20日を目処に高速鉄道「AVE」のマドリッド=バレンシア路線の開通を発表した。 同路線の走行距離は438キロで、最高到達時速は330キロ。現在は特急「Alaris」で3時間48分かかるが、「AVE」は両都市を所要時間1時間半で結ぶ。料金は発表されていないが、1日13〜17本の運行が検討されており、年間約300万人の利用者が見込まれている。 スペイン国鉄「RENFE」によると高速鉄道の導入により、マドリッド⇔バレンシア間の交通量は一般車両と商用車で約96万台が減り、約8万トンの二酸化炭素が削減される、環境にやさしい交通手段の誕生となる。 (2010年10月) |
バルセロナの人気モデルニスモ建築の一つで、世界遺産に登録されているサン・パウ病院。病院機能は徐々に他の建物に移設されてきており、建物の一部を見学することができる。 現在、建物は修復工事が行われていて見学できる場所が限られているが、英語でのガイド付き見学ツアーが催行されており、建物の構造やステンドグラスなどの装飾を外観から見たり、一部の部屋で開催されている特別展を観覧したりできる。 なお、グループなど単独でのガイドツアーを希望の場合は、別途予約(E-mail:cultura-impuqv@bcn.cat)が必要となるので要注意。 (2010年10月)
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バルセロナ観光局が運営するカタルーニャ広場の観光案内所で、税金の払い戻しが開始された。 ただし、現在手続きができるのはグローバル・ブルーの免税書類のみ。また、払い戻しは現地通貨(ユーロ)の現金払いのみとなっている。(2010年10月)
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19世紀中頃、サラマンカ侯爵によって提唱された都市開発計画に伴い誕生した「セラーノ通り」は、高級ブランドショップが立ち並ぶマドリッド屈指のショッピングストリートだ。 この通りは現在改造工事が進められており、工事完了後には歩行者用通路が50%拡張され、市街樹も53%増となる。また、2.3キロに渡る自転車専用道が設けられるなど、環境に優しい21世紀のストリートへと生まれ変わる。なお、工事は9月末に終了する予定となっている。(2010年8月) |
アンダルシア州第2の都市、マラガに空港が誕生したのは1919年のことだった。 それから約90年の年月を経た今年3月、マラガ空港に機能的かつモダンなデザインの新ターミナルが誕生した。これに伴い空港機能も拡張され、キャパシティもこれまでの2倍以上に当たる3千万人となった。 この新ターミナルにはスペイン国内最大(ヨーロッパでは第2の規模)を誇る免税店や、世界初『ナショナル・ジオグラフィック』オフィシャルショップ空港店が出店するなど、ショッピングゾーンも充実している。シーフードバーや、スペインでは珍しいスターバックスなどの飲食店も人気が高い。 日本からはヨーロッパでの主要都市を経由して乗り入れる。 (2010年6月)
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欧州で2番目に大きな高級ホテルブランド「ラディソン・ブル」が、マドリードにオープンした。 このホテルは、スペイン人の女性デザイナー2名が20世紀初頭のアパートを、モダン・クラシックをコンセプトに改装したもので、4階建ての建物にスイート6室を含む全54室を有している。場所は、プラド美術館から徒歩でわずか3分。その立地の良さからビジネスだけでなく、観光での滞在にも便利なホテルだ。(2010年2月)
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スペインの航空会社、イベリアとスパンエアーが、荷物の積込み作業の時間短縮のため、無料で預けられる荷物の数を1つに制限すると発表。 2個目の預け荷物がある場合は、短・中距離の場合で約60ユーロを徴収する予定だという。 スパンエアーでは既にこの新システムを導入しており、イベリアは3月1日に導入する。なお、重量制限についての変更は発表されていない。詳細は、各社のウェブサイトを参照。 (2010年2月)
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セビーヤの旧市街中心部に位置する「ホテル・プラサ・サンタ・ルシア」では、宿泊客のレベルにあわせたフラメンコアカデミー(バイレ・カンテ・ギター)の紹介を行っている。 フラメンコ座談会やフラメンコ博物館入場券や、金曜からの2泊3日を対象にしたカスタネットのプレゼント付きの週末プランも用意しており、1日1時間(15ユーロ〜)のフラメンコレッスンの申し込みも受け付けている。なお、日本人によるレッスンを希望する場合は、事前にリクエストが必要となる。(2010年2月)
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スペインには、ミシュラン3ッ星を獲得しているレストランが6軒あるが、その中でも世界の美食家を虜にしているのが「エル・ブジ」だ。 世界一予約を取りにくいレストランとも呼ばれる、このレストランのシェフを勤めるフェラン・アドリア氏は日本でも人気が高い。 そのアドリア氏が、2012年から2年間のレストラン休業を発表した。その間、同氏は新しいステージにチャレンジする予定だという。 (2010年2月)
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≪コルドバ≫ コルドバ旧市街地のユダヤ人地区にあるメスキータからわずか500メートルの場所に、5ツ星ホテル「ホテル・ラス・カサス・デ・ラ・フデリア」が新たにオープンした。同地区の建築様式を取り入れて1597年に建てられた建物を丁寧に改装した同ホテルは、豪華なだけでなく、快適な空間を提供している。
≪バルセロナ≫ バルセロナのスカイラインに、日本を代表する建築家、伊藤豊雄氏による赤とクリスタルの組み合わせが印象的なツインタワーが登場する。この建物は、オフィス棟とホテル棟から成る複合施設になっており、グラン・ビアにある見本市会場からは徒歩数分でアクセスが可能。赤い建物が24階建てのホテル棟になっていて、館内にはコンベンション向けの宴会場も完備されている。
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イベリア航空が運航するマドリッド=バルセロナ間の空のシャトル便「プエンテ・アエレオ」。 この「プエンテ・アエレオ」をインターネットを通じて往復購入した場合、その運賃が35%割引されることになった。 このサービスを利用すると、同区間の片道運賃は129ユーロとなり、両都市を結ぶ高速鉄道AVE並みの運賃となる。なお、マドリッド=バルセロ間の所要時間は55分となっている。 (2009年12月) |
今秋、プラド美術館に新たな12の展示室がオープンした。 今回増設されたのは、ビヤヌエバ棟の1階部分で、ここには19世紀の作品が集められている。展示作品は全176点で、うち152点が油絵。ゴヤ、マドラソ、ロサレス、ソローヤなどの作品が中心だが、中には初展示の作品も含まれている。 新展示室のオープンにより、これまでゴヤの時代までの作品しか観ることのできなかったプラド美術館で、ロマネスクから19世紀までの広い年代幅のスペイン芸術が堪能できるようになった。 (2009年11月)
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この程、セビーヤにアンダルシア州初となる地下鉄が開業した。 今回開通したのは、セビーヤ市内の旧市街南端を通って郊外へと抜ける1号線で、サン・ベルナルド駅ではスペイン国鉄と接続。AVEの停車駅となっているサンタ・フスタ駅へのアクセスにも便利だ。また、プラド・デ・サン・セバスティアン駅では、マラガやコルドバへの玄関口となるバスターミナルと直結している。今後、3路線が設置される予定だ。 (2009年7月)
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バルセロナ空港プロジェクトの一環として手がけられてきた新ターミナル「T-1」が、いよいよ6月16日に始動すると発表された。現在、バルセロナ空港には横並びのターミナルビル(T-A・T-B・T-C)があるが、今後これら3つは「T-2」と総称される。 現段階でスペイン空港局(AENA)からの発表はされていないが、新ターミナルへはエアーヨーロッパ(UX)を含むスカイチーム、スターアライアンス、ワンワールドのメンバーになっている航空各社、およびローコスト航空会社のヴューリング(Vueling)やクリックエアー(Clickair)が乗り入れる予定だ。 今後「T-1」への地下鉄やスペイン国鉄近郊線(Cercanias)の路線延長が予定されているが、当面の交通手段は空港シャトルおよびタクシーに限定される。なお、ターミナル間は巡回バスが運行される予定となっている。 (2009年5月)
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「アル・アンダルス・エクスプレッソ」 英国王室の専用列車として造られた、英国のメトロポリタン社製造(1929年)WR3395型の「アル・アンダルス・エクスプレッソ」。フランスの北部からコート・ダジュールの区間で運行され、その後1941年にスペイン国鉄が購入してアル・アンダルス・エクスプレッソ社を創設し、1984年までスペイン国内路線の豪華夜行寝台列車として運行されていた。 2005年には車両をグラナダに留め置かれ、その後グラナダ郊外の町、ラス・ガビアスでレストランとして営業されるようになった。メニューには、アンダルシアの伝統料理や世界の料理が並ぶ。ラス・ガビアスへは、グラナダからタクシーで約15分(約20ユーロ)。(2009年5月)
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マドリッド市街中心部に位置する老舗5ツ星ホテルの「ホテル・ビヤ・マグナ」が、2009年6月19日(予定)にリニューアル・オープンする。 同ホテルは全150室(うち50室がスイート)で、ロイヤル・スイートとレアル・スイートには100、もしくは200平方メートルのテラスが付いている。また、リニューアルに伴いレストランやラウンジもさらに充実し、ビルバオ郊外のレストラン「アスルメンディ」でミシュラン1ツ星を獲得しているシェフ、エネコ・アチャ氏監修のアジアン・レストラン「ツェ・ヤン」もオープンする。 (2009年4月)
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バルセロナ郊外の人気ススポットのモンセラットは、落石や寒波の影響で登山鉄道が不通となっていたが、2009年3月13日より運行が再開されている。(2009年4月) |
華やかなモデルニスモ建築が際立つグラシア通り。その一角にある「アマトリェール邸」の大規模な修復工事が行われており、3年後にはチョコレート王、アマトリェール氏の生家博物館として一般公開される予定だ。 同博物館のメインフロアには、1900年当時に使用されていた家具と装飾品が配置され、20世紀初頭のオリジナル家具を備えた唯一のモデルニスモ建築として注目を集めている。 (2009年3月) |
マドリッドの北部にある「クアトロ・トーレス・ビジネス・エリア」は、それぞれ高さが200メートルにもおよぶ「カハ・マドリッド・タワー」、「エスパシオ・タワー」、「クリスタル・タワー」、「サシル・タワー」の4つから形成された斬新な超高層ビル群として、マドリッドのビジネスシーンの新しい顔となっている。 一般の人でも立ち入ることができるのは、最上階に空中庭園のある「クリスタル・タワー」と、地下2階から31階までを占める5ッ星ホテル「ユーロスターズ・マドリッド・タワー」のある「サシル・タワー」だ。 同ホテルはジュニア・スイート25室、エクゼクティブ・スイート、サウナ付プレジデンシャル・スイーツを含む474の客室を有し、2つのレストランと1300人収容可。「ユーロスターズ・マドリッド・タワー」へは、地下鉄10番線「Begoña」 駅下車、徒歩5分。 (2009年3月)
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スペイン南部、アンダルシア三県にまたがる世界遺産、ドニャーナ国立公園内をジープで移動しする「ジープ・ツアー」が人気だ。数ヶ所で降車して散策を楽しんだ後、大西洋の波打ち際を30分走行する約3時間半のツアーだ。 ツアーは、サンルーカル・デ・バラメダのビジター・センター「ファブリカ・デ・イエロ」から船でグアダルキビール川を渡った対岸から出発。なお、ヘレスからサンルーカル・デ・バラメダまでは、バスで約1時間。平日は毎時、土日は2時間毎に運行している。 (2009年3月)
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マドリッドからの日帰りでエクスカーションが楽しめると人気の古都トレド。そのマドリッドとトレドを結ぶマドリッド発のバスターミナルが、2008年10月のから変更されている。 新しいバス乗り場は、マドリッド近郊へのバスが多く発着する「エリプティカ広場バスターミナル」。このターミナルは、地下鉄6番線Plaza Eliptica駅に直結した地下バスターミナルで、地下3階が地下鉄駅、地下1・2階がバスターミナルとなっている。 トレド行きバスは、このターミナルの地下1階にある5番〜7番(要確認)から出発している。 なお、トレドへ鉄道を利用する場合、スペイン国鉄(RENFE)の中距離高速鉄道(AVANT)がマドリッド・アトーチャ駅から出ている。 (2009年1月)
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マドリッド=バルセロナなど、主要都市間を結ぶ路線を次々と開通させているスペイン高速鉄道。 マドリッド・アトーチャ駅のバイパス工事が終了し、バルセロナからアンダルシアへのAVEがマドリッドを通過することが可能となり、所要時間が1時間近く短縮されている。なお、バルセロナ発アンダルシアへのAVEは、セビーヤ行きとマラガ行きの毎日2本で、所要時間は約5時間45分。いずれもコルドバに途中停車する。 (2009年1月)
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「常春の島」として知られるカナリア諸島。クルーズの寄港地として日本でも人気上昇中のテネリフェ島では、イルカウォッチングができる。 グラスボートでミニクルーズを催行しているのは、地元ノストラーモ社の「テネリフェ・ドルフィン」。ツアーは4時間半、3時間、2時間の3コースが用意されており、3時間以上のコースには食事やドリンクが含まれており、沖合に一時停泊するので希望者は美しいテネリフェの海での海水浴もできる。 また、事前に申し込みをしておくと、希望者には宿泊ホテルでのピックアップ・サービスも行っている。なお、同社ではランサローテ島やフエルテベントゥーラ島でのサンセットクルーズも催行している。 (2008年12月)
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未だに謎に包まれている、キリストが最後の晩餐で使用した聖杯。幾度と無く映画や小説でこの話題が取り上げられ、その都度様々な伝説を生んできた。16世紀も聖杯の可能性が高いと有力視されていた杯は20杯ほどあったが、複数の考古学資料や地元バレンシアに残る史料によると、バレンシアの大聖堂内の「聖杯礼拝堂」に奉納されている杯こそ、聖ヒエロニムスの記述に該当する最後の晩餐で使用された器かも知れないという。 バレンシアの杯は、直径が約9センチ、高さ約7センチので瑪瑙(めのう)製で、真珠などの宝石が散りばめられた金製の台が器を支えている。見るからに立派な美しい一品だ。考古学研究によると、バレンシアの杯は紀元前4世紀から紀元後1世紀にパレスチナとエジプトで造られていたものに酷似しているとも言われている。この杯は、大聖堂の聖杯礼拝堂に収められている。 (2008年12月)
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バレンシアのソフィア王妃芸術館に、レストラン「エル・ブジ」の有名シェフ、フェラン・アドリア氏が監修する新レストランが誕生する。シェフを務めるのは、アドリア氏の弟子の一人であるラウル・アレイサンドレ氏。既に、レストラン「ビセンテ・アレイサンドレ」でミシュランの星を獲得しているシェフとあって、早くも注目を集めている。 (2008年12月) |
バレンシア市の中心部、バルやパブが軒を連ねるカルメン地区に「バックパッカーの家」が誕生した。共有スペースには、広いテラスや、読書室、キッチンのほか、テレビ(DVD デッキ)、インターネット、ロッカーなど、旅人がくつろげる設備が整っている。部屋は6〜16人で共有し、宿泊料は一人当たり約15ユーロとなっている。(2008年12月)
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2011年、ボストンのバークレー音楽大学の協力のもと、音楽学校「アルテリア」がバレンシアに開校する。 バレンシアと音楽との縁の深さを象徴される同音楽学校の校舎は、築家アントン・ガルシア・アブリル氏が手がける。24階建ての校舎には、1400席の大きな音楽ホールや15000人を収容する文化イベント用の公共スペースも設けられる。使いやすさはもとより、美と伝統、斬新さが見事にマッチしたオリジナリティーに溢れるデザインになる予定だ。 (2008年12月) |
「アルタミラ洞窟」は1985年に世界遺産に登録されているが、先に行われたユネスコの世界遺産登録会議において、スペイン北部に跨るカンタブリア州から9つ、アストゥリアス州から5つ、バスク州から3つ、合計17の洞窟壁画が追加され、新たに「アルタミラ洞窟と北スペイン先史時代の洞窟壁画」として世界遺産に登録された。 新たに追加された洞窟は、カンタブリア州のChufin、Hornos de la Pena、Monte Castillo-El Castillo、Monte Castillo-La、Pasiega、Monte Castillo-Las Monedas、El Pendo、La Garma、Covalanas、Monte Castillo-Las Chimeneas、アストゥリアス州のTito Bustillo、La Pena de Candamo、Llonin、El Pindal、Covaciella、そしてバスク州のSantimamine、Ekain、Altxerri。 (2008年8月) |
テネリフェ島は、スペイン中で最も日照時間が長く、年間平均気温が22℃という理想的な気候。2008年7月1日、島西部沿岸部のギア・デ・イソラにグジュアリーホテル「グラン・メリア・パラシオ・デ・イソラ」がオープンした。 大自然の風景に溶け込んだネオクラシック風の同ホテルには、260メートルと125メートルの屋外プールやジム、オープンエアーでマッサージが受けられるエコ・スパといった各種施設が充実。子供向けの遊び場とプライベートプールが設けられたキッズゾーンも完備されており、ファミリー・コンシェルジュ・ジュニア・スイートを予約すると、滞在中"ファミリー・コンシェルジュ"が子供のお世話をしてくれるという、家族向けのサービスもある。 もちろん、グルメファン大満足の各国料理が楽しめる5軒のレストランと6軒のバーも営業している。 (2008年8月)
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バルセロナで11のホテルを展開するソル・メリア・グループが、アートやデザイン、グルメ、音楽を享受する客層をターゲットにした新ブランド「ME by Melia」をカタルーニャにオープンする。 そのスカイ・バルセロナ改め「ME バルセロナ」の建築を担当したのは、フランス国立図書館を手がけたフランス人建築家のドミニク・ペロー。高さ120メートル、地上31階建て、地下5階建ての前衛的なデザインに仕上がった。 オリンピック港近くのモダンな地区に位置する同ホテルからは、近年の再開発により高級ホテルやオフィスビルが立ち並ぶウォーターフロントなど、山を背景にした市内の眺望が楽しめる。また、24階のレストラン・ラウンジは、早くもバルセロナの最新スポットとして注目されそうだ。なお、オープンは、2008年8月26日を予定している。 (2008年8月)
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マドリッドのRENFEは、これまでマドリッド近郊南部、アランフェスやパルラ発の近郊線C3、C4線は今までアトーチャ駅止まりとなっていたためチャマルティン駅へは乗り換えが必要だったが、アトーチャ駅とチャマルティン駅間が新トンネルが開通し、マドリッド近郊北部へのアクセスがより便利になった。 また、両線ともメトロのL8、L9線が乗り入れる地下鉄ヌエボス・ミニステリオス駅にも停車するので、市内中心部への乗り換えにも便利。この8キロに及ぶ新しいトンネルは、近々、ソル駅にも停車する予定で、現在ソル駅では構内の改修工事が進められている。(2008年8月) |
バルセロナの旧市街地に位置するグエル邸。数ある作品の中で唯一、ガウディが完成まで見届け、その後も建物の基盤に改築の手が加えられていない建物だ。もちろん、「ガウディの作品群」の一つとして世界遺産にも登録されている。 2004年に修復工事が始まり、現在見学ができない状態が続いているが、バルセロナ県では修復を終えた一部の公開を決定した。現在、一般に公開されているのは、ファサードと1階部分、そしてかつて馬小屋として使われていた地下部分。(2008年7月)
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2008年3月、セビーヤに「エメ・フシオン・ホテル」がオープンした。 同ホテルは、観光客が必ず訪れる大聖堂の正面という、好立地にある5ツ星ホテルで、シンプルモダンでシックなスタイルの内装が特徴だ。ホテル内には「ハポ(JAPO)」という名の高級"日本料理屋"もある。いかにも「日本料理」をイメージする店名ではあるが、ここでは和食にタイ料理や中華料理のテイストが加わったアジア料理が供されている。(2008年7月)
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近年、巡礼ブームで人気急上昇のサンティアゴ・デ・コンポステーラ。2010年のハコベオ(ヤコブの大祭の年)に向け、サンティアゴの大聖堂の「栄光の門」と教会内天井などの修復工事が開始される。ヨーロッパにおけるロマネスク美術の最高傑作と評される栄光の門の修復工事はすでに始まっており、2009年末もしくは2010年初旬まで作業用の足場が組まれているが、門の通行は可能。(2008年7月) 【ヤコブの大祭】 ヤコブの大祭は、聖ヤコブ(サンティアゴ)の日である7月25日が日曜日に当る年で、6年、5年、6年、11年の周期で訪れる。2010年の次は、11年後の2021年。ヤコブの大祭の年には、後陣の「聖なる門」が開放されるため、世界中から多くの巡礼者が集まる。
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サント・エステボのパラドールに、広さ900平方メートル豪華なスパが誕生した。 ガリシア州リベイラ・サクラ地域にある深い緑に囲まれた同パラドールは全77室。その昔ベネディクト会修道院として利用されていたパラドールで、この豪華なスパは当時修道院のワインセラーとして利用されていたスペースに作られた。 同スパでは10種類のトリートメントメニューが用意されている。施術料はメニューによって異なるが、40ユーロ前後が目安となる。中には子供向けのマッサージなども含まれているので、家族でスパを楽しむこともできそうだ。 (2008年5月)
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欧米8都市にある28ヶ所の観光・文化財を対象に、フランス観光省とパリ・イール・ド・フランス地方観光協会が行なった抜き打ち調査で、マドリッドにある「ティッセン・ボルネミッサ美術館」が顧客満足度と質の高さで第1位に選ばれた。 チェックの対象はアクセスや館内外の案内表示、警備、電話応対、インフォメーション、チケット販売窓口、クローク、ショップ、カフェテリアなどの設備。結果、ティッセン・ボルネミッサ美術館は、1,000点満点中885点という高得点をマークした。なお、その他の施設の平均は740点に留まっている。 (2008年5月)
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2008年のマドリードのタクシー料金は、初乗りが6時から22時まで1.95ユーロ、23時から6時までは平日が2.15ユーロ、週末と祝日が2.95ユーロ。また、空港で乗降する場合は5.25ユーロが、バスターミナル、駅のタクシー乗場やマドリッド見本市会場(IFEMA)からの乗車する場合は2.75ユーロが加算される。 その他にも、クリスマスイブと大晦日は22時時から翌日の早朝6時まで6.50ユーロ増しとなっている。(2008年4月) |
「リオハ・アラベサ」と呼ばれる、ラ・リオハ州との境、バスク州の南部に位置するアラバ県は、その恵まれた地理的条件から、特選原産地呼称(DOC)リオハの中でも、特に質の高いワイン産地として知られている。 また、モダンな前衛建築を取り入れたワイナリーが集中している、ユニークな地域としても有名だ。 この春、同地域にボデガ・アンティオン社のワイナリーに、ラグジュアリーホテルが誕生する。 建築を担当するのは、マルケス・デ・リスカルのホテルやビルバオのグッゲンハイム美術館を手がけた有名建築家のフランク・O・ゲーリー。ブドウ畑に根付く流線型の"ブドウの株"をコンセプトにした、デザインが注目されている。 アラバ県のワイナリーでは、同ホテル以外にも「ボデガス・バイゴリ」 「ボデガス・イシオス」「ボデガス・マルケス・デ・リスカル」といった前衛建築が見られる。 (2008年4月)
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2008年2月20日、マドリッドとバルセロナを結ぶ待望の高速鉄道AVEがついに全線開通した。 運行本数は片道が1日15本程度。マドリッドのアトーチャ駅からバルセロナのサンツ駅までの所要時間は、直行便が2時間43分でツーリストクラスの運賃が119.50ユーロ、サラゴサやレリダなどに停車する各駅停車は約3時間半で、運賃は101.30ユーロとなっている。 なお、2012年頃を目処に、フィゲラスを通りフランスへと延長される予定だ。(2008年3月)
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これまで月に1度行われていた王室衛兵の交代式が、毎週水曜日に行われるようになった。 この交代式は、国王アルフォンソ13世の時代(20世紀初頭)の礼服に身を固めた歩兵2名と騎兵2名によって行われる。所要時間は約7分で、歩兵の交代式は30分毎に、騎兵の交代は1時間毎に行われる。また、毎月第1水曜日には、衛兵400人と馬100頭によるセレモニーも催される。こちらの所要時間は約40分となっている。(2008年1月)
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1997年にユネスコの世界遺産に登録された「カタルーニャ音楽堂」は、オルフェオ・カタラン(カタルーニャ少年合唱団)の本拠地として1908年にオープン(1905年着工)し、モデルニスモ様式の特徴をふんだんに取り入れたその美しさや歴史的価値、活動内容が高く評価されている音楽堂だ。設計は、“ガウディを超えるモデルニスモ建築家”とも評されるルイス・ドメネック・ムンタニェールが手がけた。 2008年2月9日、この世界屈指のコンサートホール「カタルーニャ音楽堂」が、創設100周年を迎える。これを記念し、同音楽堂では既に発表されている2007-2008年のプログラムに加え、2月から12月まで特別コンサートの上演も予定している。 また、今ならコンサートホールのシートに自分の名前を刻印したプレートを残すことも可能。その席のチケットを優先的に予約できる特典付だ。値段は、2階席が50ユーロ、1階席が1,000ユーロとなっている。 (2007年9月)
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一時的に停止されていた、2007年8月以降のアルハンブラ宮殿のチケット事前予約が、一般向けのみ6月28日から再開された。詳細は、分かり次第スペイン政府観光局のホームページにて紹介される予定となっている。 (2007年7月)
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2007年5月、修復工事を終えたロープウェイは、8人乗りの新たなゴンドラで運行を開始した。 (2007年7月) |
地中海に浮かぶバレアレス諸島。マヨルカ島の次に大きなメノルカ島は、ゆっくりとバカンスを楽しみたいという人にお勧めのデスティネーションだ。 島の中心はマヨネーズ発祥の地とも言われているマオンで、バルセロナやマヨルカ島とを結ぶ大型フェリーやクルーズ船が出入りする港を中心に商業施設も整っていて、 西端には中世の面影を残すのどかな町シウタデラや、南部には隠れ家的な入り江や美しい砂浜が数多く存在している。また、マオンから南に約10キロ 移動すると、美しい砂浜で人気のビニベカがある。町から1キロのところには、眩ゆい白さが印象的な白亜の村、ビニベカ・ベルもある。 この他、マオンから南西に10キロ程の場所にあるポルテル入り江には、地元でも大人気のオシャレな洞窟カフェ&クラブ 「コバ・デン・ショロイ」がある。透き通る地中海を目の前に、昼間はカフェとして、夜はクラブとしてチルアウトなオリジナルサウンドを楽しんでみよう。 (2007年7月)
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「ドールハウス博物館」は、マラガの旧市街地にある18世紀マラガ風バロック様式の建物。このドールハウス博物館は、1階がショップ、2階から3階がこの地方の典型的な家々を模したドールハウスの展示場となっている。場所は、ピカソ生家博物館のすぐ近く。 (2007年7月)
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イベリア航空グループの子会社「Air Nostrum」は、2007年3月末からスペイン北部サンタンデールとアムステルダム(スキポール空港)を結ぶ新路線を就航させた。 これにより、マドリッド・バルセロナで乗り換えずに、直接ヨーロッパ各地から近年人気が上昇しているスペイン北部に入ることが出来るようになった。特に、サン・セバスティアンなどのバスク州へはビルバオ空港(BIO)、そして聖地サンティアゴ方面へはビゴ空港(VGO)が便利だ。 運航は、月・木・日の週3便で、予約はイベリア航空の公式サイトから時刻表検索や予約が可能。なお、サン・セバスティアンやサンティアゴ・デ・コンポステーラは、マドリッドやバルセロナと国内線で結ばれている。 (2007年6月)
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2007年5月3日、マドリッド・バラハス空港のターミナル4(T4)に、空港2つ目となる待望の地下鉄駅が完成した。 この新しい「AeropuertoT4」駅は、これまでの「AeropuertoT1、T2、T3」駅同様、8番線から利用。RENFE近郊線セルカニアスと地下鉄6番と、10番が乗り入れる「Nuevos Ministerios駅」までは乗り換えなしで行くことができる。 なお、空港にあるこれら地下鉄駅を利用する場合は、通常の運賃に加え、空港追加料金1ユーロが必要となる。 (2007年6月)
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ワイナリー・ホテルでの過ごし方と言えば、ワインをテイスティングし、その土地の郷土料理に舌鼓を打つのが一般的なイメージだが、バルセロナに一風変わったワイン・リゾートがある。それが「カン・ボナストレ・ワインリゾート」だ。 同リゾートでは、話題の「ワインセラピー」と呼ばれるワインを使ったエステを提供している。まさに身も心もリフレッシュできるラグジュアリーなホテルだ。しかも、バルセロナからわずか40分という好アクセスも嬉しい。 (2007年4月)
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◇ 掲載の内容は予告なしに変更されることがありますのでご注意下さい ◇ 情報提供:スペイン政府観光局 最終更新日:2011年6月15日 |
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