戻る HOME
ナショナル・トラストが続々映画に登場!


見事な大邸宅や歴史的建造物、イングランドやウェールズの広大なカントリーサイドなどを数多く所有・管理している慈善団体のナショナル・トラスト。近年、このナショナル・トラスト所有の建造物などが、映画のロケ地としても人気が高まっている。

 日本でも9月に公開が予定されている作家ビアトリクス・ポターの生涯を描いた映画『ミス・ポター』では、湖水地方のユー・トゥリー・ファームをはじめ、ナショナル・トラスト関連の地で撮影された。英国での大ヒットも追い風となり、他の作品に登場するナショナル・トラスト所有の施設も注目の的となりそうだ。今後、公開が予定されている作品は以下の通り。


■スターダスト

 今秋、日本で公開予定のファンタジー映画。作品には、アッシュブリッジ・エステートが「リアルワールド」の終わりを示す壁が造られた場所として登場する他、コッツウォルズのバイブリー、バッキンガムシャーのストウ、そしてウェールズのペニファンなどでも撮影が行われている。出演は、ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、クレア・デインズ、ミシェル・ファイファー、グウィネス・パルトロウ、ルパート・エヴェレットなど。

■ザ・ゴールデン・エイジ/The Golden Age (英原題)

 日本では2008年に公開予定のエリザベス女王1世を描いたヒット作『エリザベス』の続編。撮影地は、サマーセットのブリーン・ダウンとウェスト・サセックスのペットワース・ハウス。主演は、ケイト・ブランシェット。

■ジ・アザー・ブーリン・ガール/The Other Boleyn Girl (英原題)

 ヘンリー8世の王室を舞台とした歴史ドラマ。ウィルトシャーのグレート・チャルフィールド・マナーと南コッツウォルズのレイコック寺院、ケントにあるノール邸で撮影が行われた。出演は、スカーレット・ヨハンソン、エリック・バナ、ナタリー・ポートマン。日本での公開は未定。

■アメージング・グレイス/Amazing Grace (英原題)

 奴隷売買の廃止論者たちをテーマにした作品。ロンドン西部のオスタリー・パーク、ハートフォードシャーのアシュリッジ・エステートで撮影された。ケンブリッジシャーのペックオーバー・ハウスでは、この8月映画で使われたコスチュームが展示される。監督はマイケル・アプテッドで、出演はアルバート・フィニー、ルーファー・シーウェルなど。日本での公開は未定。


◇ 掲載の内容は予告なしに変更されることがありますのでご注意下さい ◇
情報提供:英国政府観光庁
最終更新日:2007年7月30日
Tourism World Inc All rights reserved.