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エコツーリズム研究会の活動 |
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日本環境教育フォーラム |
エコツーリズム研究会 森 高一 |
![]() スタート この研究会は、日本環境教育フォーラムの中で活動する1研究会で、スタートは1992年9月の「清里ミーティング'92」にさかのぼる(日本環境教育フォーラムとは、全国から環境教育をテーマに集まった人々のフォーラムで、「清里環境教育フォーラム」として1987年に発足した。構成メンバーは自然学校の関係者から、自治体、環境庁、自然保護団体、民間のインタープリターや研究者、企業、個人と幅広く、会員は500名を超える)。 そのころ、一部でインタープリターがガイドなって自然豊かな地域に行くというツアーが注目をされはじめ、これを「エコツアー」だとか「エコツーリズム」というそうだ程度の認識で始められた。 また、当時は環境教育を事業化できうるかの議論がしきりになされており、この「エコツアー」もそうした事業化の可能性が高いもの、社会ですでに産業となっている「旅行」と「環境教育」とが手を組めるもの、としての注目が強かったように思う。そのため、「エコツーリズムとはなんなんだ」「とりあえず定義は置いてツアーそのものを作って見よう」「では何をもってエコツアーと言っていいのか」などの議論とアプローチが繰り返され、その議論の末に現在の研究会の基盤がつくられた。 |
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![]() 研究会の活動 最初の清里の集まりから始まり、東京で定期的にミーティングが行われ、93年、94年と春には東京ミニフォーラムを開催した。東京でのミーティングは月1回ペースで行われるようになり、参加者も増加。当初環境教育に偏りがちだったメンバーに、旅行社や一般の企業、旅好きの人間、研究者と多彩な顔ぶれが揃うようになる。 その議論の中から、実際にツアーに出て見ようと清里での合宿(モデルツアー?)が行われたり、カムチャツカツアー、白神ツアー(マタ旅ツアー)が実現された(詳細は報告書がある)。 95年になると、実際に今まで蓄積されたもので「本をつくろう」という議論が深まっていく。現在のところ、以下の構成でレポート化していこうとなった。そのために研究会内にワーキングチームをつくり、活動を始めたところである。 <ワーキングチーム> ● エコツーリズムの構造と性格を考える ● 国内での展開の可能性 ・ 白神をフィールドとして ・ 海をフィールドにして ● 潜在的エリアについて ● 海外の事例とキーマン ● この人に聞きたい |
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![]() 会の運営 現在、活動の中心は月1回行っているミーティングで、毎回12〜18名ほどのメンバーが参加。会場は美化財団か日本旅行の会議室を借り、参加者による情報交換やエコツーリズムに関するトピックスのディスカッションを行っている。 また、ミーティングの後に事務局がミーティングレポートを作成、メンバーに送付している。基本的には日本環境教育フォーラムの会員としているが、場はオープンでだれでも参加できる。 |
![]() 最新号のミーティングレポート そして、「本をつくろう」プロジェクトが本格化した今、いくつかのワーキングチームが活動をしはじめ、それぞれ有志で集まったチームごとに集まりをもっている。 |
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