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旅の基本情報(1)


パスポートとヴィザ

フランスへはパスポートがあれば入国できます。ただし有効期限が3カ 月以上残っていることが必要です。フランスでの滞在期間が3ケ 月を越える場合のヴィザ取得方法についてはフランス領事館へ直接お問い合わせください。

フランス大使館・領事館 〒106 東京都港区南麻布4-11-44  03-5420-8800


予防接種

通常のルートで日本から直接入国の場合、必要ありません。


免税手続き

フランスで購入する商品については、旅行者が国外に持ち出す場合にはTVA付加価値税が控除されます。商品購入の際、パスポートを提示し免税希望の旨を申し出れば、必要な手続きを取ってくれます。( ただし1軒の店で2,000 フラン以上の買い物をした場合に限る。デパートなどでは総計で。) 控除額はおよそ15% くらいです。

手続きのための所定の書類と方法 買い物をした店でピンク色の販売明細書の写し2通と緑色の写し1通それに切手を貼った封筒をくれます。この際、住所、氏名がはっきり書かれたかどうか必ず確認してください。不明確であったため免税額が届かないことがあります。

空港から出国 空港で品物持参の上、以上の書類をパスポート、搭乗券とともに税関事務所に提出し、スタンプを受けます。買った品物は税関で見せる前に機内預けにしてしまわないこと。品物を提示できないと、受け付けてくれないどころか罰金をとられることもあります。

ピンクの明細書の2通のうち、1通は税関事務所に保管され、もう1通は自分で封筒に入れ窓口のそばにあるポストから販売店に返送します。緑色の明細書は自分の控えなので、スタンプが押されたことを確認した上で出国し免税額を受け取るまで大切に保管します。

帰国後 小切手にて免税額が返済されてきますが、最低3ケ月はかかります。フランス出国時にこれらの手続きを怠った場合、免税額は返済されません。また、原則として、帰国後は免税手続きを行うことはできません。例えば、書類失念のため、時間が無くて申告できなかったため、購入した商品をトランクに入れてチェック・インしてしまい申告時に提示できなかったため、などの理由で日本での免税手続きは一切出来ません。ただし、買い物をした日から半年以内に、品物を持ってフランスに再入国すれば、手続きは可能です。

 注:フラン建ての小切手を円の現金にするには、手数料が約3,000 円ほどかかります。クレジット・ カードで買い物をすれば、銀行口座に控除額が後から振り込まれますので、お得です。

フランス入国の関税

身の回り品と衣服 衣服と身の回り品、旅行者自身が使うためのもので、出国時に持ち帰るのであれば、通常の必要量を越えていないかぎり無税で手続きは必要ありません。

食べ物 旅行中お取りになる飲食物の持ち込みについては手続き不要。ただし、1Kg以上の生肉、2Kg 以上の魚介類については検疫書類が必要なほか、種類によっては持ち込み不可能なものも。

たばこ 17歳以上のみ。紙巻きたばこ200 本、または葉巻50本、または小型葉巻100本、または刻みたばこ250gr.

酒類 ぶどう酒2リットル。および22度を越えるアルコール飲料1リットル。(22 度以下のアルコールは2リットル)

犬・猫 必要書類は以下に挙げるもののいずれかをご用意ください。: ◎原産地および健康証明書。ただし出発5日以内に発行されたもので、この証明書のなかで、過去3年間、狂犬病の発生したことのない地方に、最近6ケ月以上( ないしは出生以来)飼われており、健康であることを証明する必要があります。◎狂犬病予防接種。フランス入国前1ケ月以上、1年以下の期間内に公に認められた予防接種を受けていることを証明。日本語の証明書は成田で英訳してもらえます。ただし生後3ケ月未満の犬・猫は持ち込めません。

通貨 フランス紙幣、外国紙幣ともに持ち込みの制限はありません。ただし、現金・外国紙幣・有価証券の持ち出し制限は50.000フランまでなので、多額の持ち込み、持ち出しの予定がある人は入国時時に申告をする必要があります。

年間祝祭日

 

1997 年

1998年

 元旦 1 月1 日  
*復活祭 3 月30、31日 4月12、13日
 メーデー 5 月1 日  
 第2次大戦終戦記念日 5 月8 日  
* キリスト昇天祭 5 月8 日 5月21日
* 聖霊降臨の祝日 5 月18,19 日 5月31日 6月1 日
 革命記念日 7 月14日  
 聖母被昇天祭 8 月15日  
 諸聖人の祝日 11月1 日  
 第1次大戦休戦記念日 11月11日  
クリスマス 12月25日  
*は移動祝祭日ですので毎年変わります。ご注意ください。



時差

日本より8 時間遅れています。( 例: フランスの正午は日本の午後8:00。) ただし4 月〜9 月の半年間はサマータイムですから時差は7 時間になります。夏時間は3 月の最終日曜日( 午前1 :00 に2:00に進める) 、冬時間開始は9 月の最終日曜日( 午前2:00に1:00に戻す) 。



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