パリから電車で2時間程度で行くことのできる所を選んでみました。フランスの新幹線TGVに乗れば意外に遠くまで行くことができます。観光局にはそれぞれパンフレットがあります。
ロワール地方の城 | レンヌ | モン・サン・ミッシェル |
サン・マロ | ルーアン | シヴェルニー |
オンフルール | エトルタ | ランス |
ディジョン | ボーヌ | リヨン |
ル・マン |
ロワール河沿いに点在するシャトーもパリからの日帰りが可能です。パリ・モンパルナス駅から早朝のTGVでトゥール TOURSまで約1時間。シーズン中ならトゥール発の観光バスがあるので、それを利用するのが便利です。午前コースは9時前後発、午後コースは午後1時前後発。曜日によって訪れる城が変わります。
シーズンオフにはトゥール発の観光バスはなくなるので、タクシーかレンタカー利用になります。週1回程度催行されるパリ発の観光バスに乗りましょう。人数がいれば、トゥールで運転手付きのマイクロバスを貸し切ることもできます。
◎レンヌ
ブルターニュ地方の中心地。この地方独特の家が並ぶ旧市街を歩くのも楽しいですし、シードル(りんごのお酒)やさまざまなクレープを試すのもブルターニュ地方ならでは。
レ・クーリエ・ブルトン LES COURRIERS BRETONS というバス会社がレンヌからの直行バスを催行してます。これを利用すれば、朝早くパリを出発し、夕方遅く帰ることになりますが、日帰りが可能です。最後まで電車で行くパターンでは日帰りは無理です。また、パリから観光バスも運行していますが、シーズン・オフは週1 回程度の催行となります。
[交通] モンパルナス駅から早朝のTGVでレンヌまで行き(約2時間)そこからモン・サン・ミッシェル行きのバスで約1時間15分。日に1〜2本しかありませんので、出発前に時刻表を観光局でご確認ください。
モン・サン・ミッシェル近くにある城砦都市。威厳に満ちて堂々・堅固な様子の町はフランス屈指の観光地です。モン・サン・ミッシェルとの間にバスがありますので、朝パリを出て、モン・サン・ミッシェルまたはサン・マロ観光、どちらかに1泊してパリに戻れば思い出多い旅となるでしょう。
パリ北駅から約1時間30分。ノルマンディー地方の古都。ジャンヌ・ダルクが火刑になった町としても知られています。ノートルダム大聖堂はフランス・ゴシックの傑作で印象派の巨匠モネの絵でもよく知られています。作家フロベールの生家があり、ノルマンディー特有の民家建築も見られます。
モネが晩年住んでいた家があるので知られています。当時のままに残された家にはモネの蒐集した浮世絵が壁にかかっています。有名なスイレンの池をはじめ花の咲き乱れる庭も必見。
[交通] サン・ラザール駅からルーアン方面の電車に乗ってヴェルノンVERNONで下車 (約60分) 。駅からバスまたはタクシー。
サン・ラザール駅からルーアン方面行きの列車に乗ってリジユー LISIEUX
まで2時間。そこからバスで約1時間。印象派の画家たちが愛した街として知られています。ル・アーヴルからもバスが出ています。
◎エトルタ
サン・ラザール駅から約2時間でル・アーヴルへ。そこからバスで1時間。数多くの画家に描かれた風景は自然が好きな方には必見。
パリ東駅から約1時間50分。シャンパーニュ地方の古都。大聖堂は、シャルトル、アミアンと並んでフランス・ゴシック様式の三大カテドラルとされています。その柱を飾る彫刻のうち、「微笑む天使」は特に有名です。
◎ディジョン
パリ・リヨン駅からTGVで約1時間30分。ブルゴーニュ地方の中心地。旧市街は散策にぴったりです。おいしいワインと食事が楽しめる町です。
◎ボーヌ
パリ・リヨン駅からTGVで約2時間。ブルゴーニュ・ワインの中心地。ワインセラーをいくつか訪ねるバスツアーが出ています。秋の収穫祭も全世界から人が集まり大変賑やか。
パリ・リヨン駅からTGVで約2時間。フランス第2の都市で見どころが多く日帰りでは少々忙しいかもしれません。しかし、午前中は旧市街などを散策、グルメで知られたリヨンならではのおいしいレストランでランチを取り、午後は数ある美術館・博物館の中から一つ選んで見学、夕方パリへ戻る、というプログラムなら比較的無理なくリヨンを楽しめるかもしれません。
パリ・モンパルナス駅からTGVで約1時間。毎年6月に行われる24時間耐久レースで有名ですが、レースが行われていなくても、中世の町並みがそのまま残る旧市街が魅力的な可愛らしい町です。