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ロイヤルスィートルーム「エレガント」 |
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ぱしふぃっくびいなすには、スタンダードルームからロイヤルスイートルームまで266室の客室が有る。国内船最大の客室面積(65平方メートル)を有するロイヤルスイートルームは4室で、各部屋がそれぞれの室名とテーマを持ち、まったく異なるデザインとした点も本船の志の高さを物語っている。
日本的なインテリアでまとめた「アルカイック」は、年配者にもほっとする和風の雰囲気。金色の応接セットやガラス張りの寝室が特徴の「モダン」は、ハネムーナーにもピッタリのロマンチックな部屋。アイボリーとピンクを基調色に使った女性好みの「エレガント」は、お城の1室のようにゴージャス。中世ヨーロッパ調の家具が重厚な「ノーブル」は、格調高い仕上がりで、見学に訪れたミドルエイジの男性達に圧倒的人気であった。
ハンディッキャッパー対応のデラックスルームは、32.5平方メートル。車椅子利用のお客様にとって使い勝手が良いように、室内からのボタン操作による入り口ドアの自動開閉、ワンタッチレバーの水道蛇口、手摺付きバスルーム、エマージェンシーコールなどが完備している。
1番多いタイプは計210室あるステートルームで、2台の下置きベッド、シャワールーム、テレビなどを備えている。15.3平方メートルと部屋の広さは同じだが、部屋の位置や、窓の大きさ、景色の見え方等によってステートルームは、A、B、Cの3段階に料金が分かれてる。
ところで、気になるクルーズ料金だが、1例を挙げると、
◎初夏の名古屋・東京クルーズ(1泊2日)
6月14日(日) 19時 名古屋出港
6月15日(月) 12時 東京入港
※クルーズ料金(1室2人使用の大人1人分料金)
ロイヤルスイートルーム(10階・65平米)バス、トイレ、バルコニー、リビング 120,000円
スイートルーム(10階・35平米)バス、トイレ、バルコニー、リビング 80,000円
デラックスルーム(9階・23.5平米)バス、トイレ、角窓 53,400円
ステートルームA(9階・15.3平米)シャワー、トイレ、角窓 26,700円
ステートルームB(6、8階・15.3平米)シャワー、トイレ、角窓 23,400円
ステートルームC(5、6階・15.3平米)シャワー、トイレ、丸窓 20,000円
○独占使用は、ステートルームBに限り20%増し、他は60%増し。3名で1室利用の場合はステートルームBが1人18,700円、ステートルームCが1人17,400円。相部屋の設定無し。
◎秋の中国大連・青島クルーズ(9泊10日)
10月2日(金) 12時 東京出港
3日(土) 神戸10時入港、14時30分出港
4日(日) 終日クルージング
5日(月) 17時 大連入港
6日(火) 大連停泊
7日(水) 11時30分 大連出港
8日(木) 青島8時入港、18時30分出港
9日(金) 終日クルージング
10日(土) 神戸15時30分入港、18時出港
11日(日) 16時 東京入港
※クルーズ料金(1室2人使用の大人1人分料金)
ロイヤルスイートルーム 162万円(神戸〜神戸の7泊8日は126万円)
スイートルーム 108万円( 〃 84万円)
デラックスルーム 72万円( 〃 56万円)
ステートルーム 36万円( 〃 28万円)
ステートルームB 31万5千円( 〃 24万5千円)
ステートルームC 27万円( 〃 21万円)
○独占使用はステートルームBに限り20%増し。他は60%増し。3名で1室利用の場合ステートルームBが25万2千円、ステートルームCが23万4千円。相部屋の設定無し。
●他のクルーズについては問い合わせを(06ー347ー7521又は03ー3543ー5505)乗る人の好みに合わせるため選択肢も豊富だが、特にステートルームCの手頃な料金設定を高く評価したい。一般的にクルーズ料金の中には、食事代、ショーや娯楽イベント代などが含まれているので、他の旅行と比べてもリーズナブル。
潮風に吹かれてプールサイドで微睡み、海を望む展望大浴場で汗を流し、夕食のフルコースディナーの後は、本場仕込みの迫力有るショーステージ。夜の海に漂う船上から見上げれば頭上を覆う天然のプラネタリウム。そんなクルーズの魅力をピカピカ出来立ての新造客船で体験する絶好のチャンス。陸上の喧噪から抜け出して、船上のゆったりとした時の流れに身を任せれば、身も心も生き返るはず。1泊、2泊のショートクルーズもあるので、仕事をお持ちの方にも乗りやすい。
どちらかと言えば日本では「豪華客船の旅なんて高嶺の花」と捉えられていたクルーズだが、ぱしふぃっくびいなすが日本のクルーズ人口を拡大する突破口となることを願って止まない。
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