西九龍文化地区に舞台芸術劇場「戯曲センター」がオープン!
西九龍文化地区初のランドマークとなる同劇場は8階建て。中国の伝統的なランタンに着想を得て、進化を続ける芸術形態のあり方を象徴する伝統と現代的な要素を融合させた造りとなっている。館内には大劇場や茶館劇場、セミナーホール、8室のリハーサルルーム、各種小売店や飲食店、レジャー施設などを有する。
こけら落としには偉大なる広東オペラ界のスター、白雪仙による広東オペラ『再世紅梅記』を上演。旧正月(2019年)の期間中は香港広東オペラ商会が主催する「好戲連場賀新歳/Spring Festival Showcase」が、3月には実力派の有名アーティストらによる名場面を抜粋した演目が上演され、オープニングの盛り上がりは約3ヶ月間続く。
一方、茶館劇場では伝統的なお茶や点心を楽しみながら、広東オペラの巨匠・羅家英による『粵.樂.茶韻』が鑑賞できなど、これまで中国の古典演劇に馴染みのなかった人でも、その文化に気軽に触れられる。劇場ではまた、建築の特徴や豊かな戯曲芸術史について学べる60分のガイド付きツアーも実施している。
Hong Kong Xiqu Centre
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