「ITE香港 2020」観光回復に向けて会期を8月に延期
TKSエキシビション・サービス社が主催する「ITE 香港」がこの程、2020年度のイベント会期を8月6日から9日に延期したと発表した。会場は香港コンベンション&エキジビションセンター(ホール3)。「回復版」と銘打った本展は、新型コロナウィルスの発生後に大湾区で初めて開催される旅行展示会となる。中国の主要都市である広州や深圳、香港をはじめ、広東省の諸都市やマカオが含まれる大湾区のGDP総計は、世界13位の経済大国に匹敵する。
新型コロナウイルスの感染制御を行い、3月に経済活動が再開されている中国本土で行われた調査では、中国人回答者の60%が年内に、45%が海外旅行を検討していると回答。また、旅行業界に対する調査では、状況が明確になれば、75%が販売攻勢に打って出ると回答している。
質の高い旅行プラットフォームである「ITE香港 2020」は、会期を本年8月に先延ばしし、急激な旅行規制の影響を受けた出展社に柔軟な手配に対応。また、開催の際には通路拡幅や体温計測、セミナーやビジネスマッチングの間隔をあけた座席配置など、感染予防を高めるための対策措置をとりながら実施するとしている。
ITE Hong Kong 2020
開催日 |
2020年8月6~9日(予定) |
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会場 |
香港コンベンション&エキジビションセンター(ホール3) |
ウェブサイト |
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