モルディブが2021年ワールドトラベルアワードで「ザ・ワールド・リーディング・デスティネーション賞」を獲得
1993年に創設された「ワールド・トラベル・アワード」は、旅行業界において世界で最も栄誉ある賞。今回の受賞は2年連続、2回目の受賞となる。世界の旅行産業が新型コロナウィルス感染症の拡大により大きな打撃を受ける中、モルディブは初めて「ワールド・トラベル・アワード」を受賞した。これは「モルディブ政府主導のもと、世界各国からの観光客を受け入れられるという自信と努力による結果」だと、関係者は胸を張る。
画像提供：モルディブ政府観光局
モルディブが＜安全安心なデスティネーション＞であることを伝える際、強調されたのがモルディブの地理的な条件だ。千を超える島々からなる島嶼国家のモルディブは、＜ワンアイランド・ワンリゾート＞をコンセプトとするリゾートホテルの存在で知られ、そうした地理的特性が＜安心して休暇を過ごしたい＞と願う世界各国の旅行者から支持されたと見られる。
2021年は「ワールド・トラベル・アワード」のインド洋部門でも、モルディブは「リーディング・デスティネーション」「リーディング・ビーチ・デスティネーション」「リーディング・ダイビング・デスティネーション」「リーディング・ツーリストボード」の4つの賞に輝いており、インド洋部門の「リーディング・デスティネーション賞」は、過去18年間で14回受賞している。
本賞の受賞を受けモルディブ政府観光局（MMPRC）のトイブ・モハメド氏は、モルディブに投票したすべての方への謝意とともに、「今回の成果はモルディブ政府、観光省、その他の観光産業関係者の努力と協力を無くしては成しえなかった」と述べ、モルディブを安全安心なデスティネーションとして日々、プロモーションに注力したスタッフの献身的な働きぶりを称えた。
なお、2020年7月の国境再開以降、2020年にモルディブを訪れた観光客は555,494人を数える。また、2021年もすでに（12月8日まで）に1,197,409人の観光客を迎え、同年末までの合計観光客数は120万人を超えると予想されている。これはパンデミック以前、2019年の年間150万人に迫る人数となっている。
World Travel Awards 2021
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