美しい湖畔の街、ツェル・アム・ゼー

2016年01月28日 掲載

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Zell am See-Kaprun


モーツァルトの生誕地ザルツブルクの南に位置し、きらめくような美しい湖ツェルと、風光明媚な山々に囲まれたツェル・アム・ゼー。ここには夏になると、雄大な自然を満喫しようと集まった各地からの観光客で賑わう。

ザルツブルク州で唯一の氷河キッツシュタインホルンには、標高3,029メートルの頂上駅付近にザルツブルクで最も高い展望台「トップ・オブ・ザルツブルク」があり、ここから眼下に勇壮なアルプスやホーエ・タウエルン国立公園など、素晴らしい景観が一望できる。また、標高3,000メートルの場所には、本格的なオーストリア料理が堪能できる高級レストランも営業。こうした湖や山、そして氷河の3つが同時に堪能できるのは、オーストリアでもこのツェル・アム・ゼーだけである。

ツェル・アム・ゼーからは周辺の山々へ簡単にアクセスできることから、ハイキングはもちろん、午前中に氷河で夏スキーを楽しみ、午後にテニスをしたり、湖で泳いたり、シャンペン片手に優雅な湖上遊覧を楽しみながら過ごすこともできる。散歩をするなら、湖沿いに伸びるプロムナードが最適。所々にベンチが用意され、誰でも安心して歩くことができる。途中お洒落なカフェで、まるで暮らしてかのように過ごしてみるのも良いだろう。

街から簡単にアクセスできるシュミッテンへーエ山は、ハプスブルク家の皇妃エリザベートも訪れていた場所。その来訪を受け、シュミッテンへーエの山頂には「エリザベート礼拝堂」(シシィ・カぺレ)が建造された。ここはエリザベートのファンが、今も押し寄せている場所の一つである。
“スポーツカー”でお馴染みのポルシェ一族には、ここツェル・アム・ゼーの出身者もいる。シュミッテンへーエの山頂まで続くモダンでお洒落なゴンドラのデザインは、このポルシェが手がけている。

ツェル・アム・ゼーへは、ザルツブルクからオーストリア国鉄で南へ約1時間半、チロルの州都であるインスブルックからも約1時間50分でアクセスでき、湖と山と氷河の絶妙なコンビネーションが楽しめる。

Zell am See-Kaprun Tourismus GmbH

ウェブサイト

http://www.zellamsee-kaprun.com

情報提供:ツェル・アム・ゼー/カプルーン観光局

画像・動画:(C) Zell am See-Kaprun Tourismus GmbH


(写真はイメージです)

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