リガ、「ヨーロッパ文化首都」のオープニングイベントは書籍イベント

2012年12月31日 掲載

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Rīga 2014

Rīga 2014


去る12月18日、完成前のラトビア国立図書館の建物「ガイスマ・ピルス」で初めてクリスマス・セレブレーションが行われ、この式典で「リガ 2014」のディレクターであるダイアナ・チヴレ氏(Diāna Čivle)が、ヨーロッパ文化首都のオープニング計画の一部を発表した。

美術庁はすでに文化首都をユニークな国際イベントを目玉に2014年1月17日から19日に開始することを決定しているが、同氏は「我々はヨーロッパ文化首都を旧国立博物館から新国立博物館(ガイスマ・ピルス)までを人の鎖でつなぎ、本を手渡しで運ぶイベントでスタートしたい。このアイデアは国立図書館(NLB)との協力で発想、計画、実行されるもので、書籍は世代を超えて作られた国の文化のDNAを守ってきた根本的でゆるぎない価値観を代表するもの。そして、文化首都最初のイベントとして、それをお見せしたいと思う。ヨーロッパ文化首都の歴史を見ても、このイベントは前例もなく国際的にも大きな関心が寄せられるだろうが、私たちにとってそれ以上に重要なものである。」とコメント。
また、チヴレ氏は書籍の異動を手伝うことは誰もが文化首都イベントに参加できる機会で、楽しく自ら国の文化を守るスピリットの証明にもなることを強調している。

国立図書館はヨーロッパ文化首都の様々な重要なイベントの会場にもなっており、書籍印刷500年記念した大規模な展示会が準備されている。また、文化首都後も現代美術やコンサートの会場として使用される予定だ。
ガイスマ・ピルスと文化首都のプログラムは共に“建設中”で、今回のクリスマス・セレブレーションも唯一の工事用ヘルメットをかぶっての開催となった。

Riga 2014

ウェブサイト

http://riga2014.org

情報提供:ラトビア政府観光局

画像・動画:(C) Foundation Rīga 2014


(写真はイメージです)

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