チェコ政府観光局「建国100年のストーリー」をテーマにセミナーを開催

2017年11月06日 掲載

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チェコ政府観光局は、先ごろ「チェコ共和国 100年のストーリー2018」と題した旅行業界向けのセミナーと、テーブルミーティングを開催した。2018年にチェコ共和国およびスロヴァキア共和国は、いわゆる「第一共和国」と呼ばれるチェコスロヴァキアの建国から100周年を迎える。

プレゼンテーションは、チェコ政府観光局の業界担当である麻生理子氏が担当。同氏はまず、チェコ共和国には12の世界遺産と5つの無形文化遺産、40ヶ所以上の文化保護地区、200ヶ所以上の城郭を有し、世界163ヶ国中「6番目に安全な国」であると紹介。その奥深い文化と安全性をアピールした。


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チェコ政府観光局の麻生理子氏によるプレゼンテーションの様子



続いて、チェコスロヴァキアの建国から現在に至るまでの100年の歴史に触れ、チェコスロヴァキア第一共和国時代の建築とデザイン、ライフスタイルと共に、「プラハ市民会館」や「ヴィーレク大邸宅」などその時代の建造物や工芸品などを紹介。また、2018年には建国100周年を祝うイベントが各地で予定されており、そのうちの注目イベントと2018年5月26日から6月30日にブルノで予定されてい花火を伴った「グランドオープニング」が国内最大級のイベントであると説明した。


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2018年はチェコスロヴァキアの建国から100周年



その後、「アルフォンス・ムハの軌跡をたどる旅」「冬の美食ツアーinチェコ」「かわいいチェコ!」「チェコ共和国夏の美食ツアー」の4つをテーマとする4~8泊のコース例を紹介。人気のプラハを起点に温泉地として有名なカルロヴィ・ヴァリ、世界遺産のチェスキークルムロフはもちろん、近年チェコ政府観光局がプロモーションに力を入れている南モラビア地方のミクロフはオロモウツなどの、日本人にとってはまだまだ新しいデスティネーションが豊富に盛り込まれた内容となっていた。


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東京線の就航から50周年を迎えたアエロフロート・ロシア航空



また、今回のセミナーにはアエロフロート・ロシア航空をはじめ、同国からプラハ・ボート、ブルノ市および南モラヴィア州観光局といったビジネスパートナーも参加。さらにスロヴァキア共和国駐日大使館からもプレゼンテーションが行われた。

2017年にモスクワ~東京線の就航から50周年を迎えたアエロフロート・ロシア航空は2017年9月現在、世界60ヶ国300都市以上へ就航。チェコ共和国の首都プラハへも乗り入れており、成田を正午に出発するとモスクワ経由で現地時間の21時5分に到着する。


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東京/プラハ 運航スケジュール



年齢層によっては古いイメージがなかなかぬぐい切れていないが、ハブ空港となるモスクワ・シェレメチェヴォ空港でアエロフロート便の大多数が使用するターミナルは2009年に新設されており、レストランや免税店も24時間営業。さらにベビールームやキッズゾーンが完備されている他、Wi-Fiも全ターミナルで無料提供されている。国際線から国際線への最短乗り継ぎ時間は、50分となっている。

機材の方も同社では計202機を保有しているが、その平均年齢は4.3年と若く、エコノミークラスでも「人間工学に基づいて設計されたシートで、長時間のフライトでも快適に過ごせる」と、アエロフロート・ロシア航空日本・オーストラリア地区の営業本部長である鈴木克也氏は胸を張った。


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セミナーの後で行われたテーブルミーティングの様子


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