新型コロナウイルス感染症をめぐるフィンランドの状況
2020年3月16日に緊急事態を宣言したフィンランドは、同月19日午前0時より事実上国境が閉鎖された。おの封鎖は当初、4月13日まで予定されていたが、新型コロナウイルス感染症の拡大を遅らせて命を守るため、5月13日まで延長された。首都ヘルシンキを含むウーシマー地域と他地域との移動も、3月27日から4月15日まで制限された。
フィンランド政府は4月29日、保育園と小中学校への制限を5月14日から解除すると発表。オンライン学習ではなく、対面式の授業が認められ(保育園~小学3年生までは、必要な場合に限り対面学習が許されていた)、その1週間後にはその他の制限についても制御された方法で徐々に緩和していく対策がとられ、5月14日にはシェンゲン圏内の移動が可能となった。
また、レストランや屋内の公共施設は6月1日から徐々に再開される見通しだが、500人以上の集会については少なくとも7月末まで禁止となる。
5月18日現在、フィンランド国内の感染者数は6380名、コロナ関連の死亡者数は300名。詳細は、フィンランド政府(上段)およびフィンランド国境警備隊(下段)のウェブサイトを参照。
Finnish Government
ウェブサイト | https://valtioneuvosto.fi/en/information-on-coronavirus/current-restrictions |
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Finnish Border Guard
ウェブサイト |
https://www.raja.fi/current_issues/guidelines_for_border_traffic |
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