フィンランド式サウナの伝統、ユネスコ無形文化遺産に登録決定
フィンランド式サウナは、加熱方法、サウナにまつわる慣習や伝統、そして歌、神話、昔話にある入浴などの一つ一つが生きた遺産だが、その文化継承にはフィンランド人の9割近くが週に1回サウナ入浴していることも重要なポイントとなっている。また、フィンランドに約320万に存在する、そのサウナの数からも人気ぶりが理解できる。フィンランドのサウナの伝統は親から子へ、また無数にある様々なサウナクラブによって継承されている。
今回の世界遺産入り決定を受け、アンニカ・サーリッコ科学文化大臣は、「サウナはフィンランド人の日常、お祝い、幸福、生活習慣において、切っても切れない文化です。サウナ内では、人間関係の平等さやお互いを尊重することが重視されます。サウナの伝統は、フィンランド初の無形文化遺産の代表一覧表登録件であり、この登録により世界中で更に私たちのサウナ文化がより一層知れ渡ることになるでしょう。すべてのサウナ愛好家達が、この事を誇りに思うでしょう」と、喜びの辞を発表している。
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