コルマールで楽しむロマンと芸術の散策
二人の天才建築家エルゾーグとド・ムーロンが見守る中、アルザス地方の町コルマールに一つの総合的な芸術作品が呱々の声をあげた。それが町の中心部にある「ウンターリンデン美術館」。この場所での作品との出会いは、膨大な数の芸術家へと行きつく旅の始まりでもある。
ここでグリューネヴァルトが手がけた中世ライン地方の芸術の傑作「イーゼンハイムの祭壇画」と出会いや再開を、誰もが心待ちにしていることは疑いの余地がない。
ウンターリンデン美術館は、コルマール市が行った大規模な拡大改修工事により、それまで殆ど展示されることのなかったコレクションも鑑賞できるようになった。今後は、ジャン・デュブッフェのアール・ブリュット作品とパブロ・ピカソのキュービスム実験作品を並べることも可能になる。
館内に併設されたカフェや庭園へ移動する前に、3枚のうち1枚が収蔵されている「ゲルニカ」のタペストリーのレプリカを、しっかり鑑賞しておくのもオススメである。
Musée Unterlinden de Colmar
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(写真はイメージです)
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