印象派好きは必見!映画『セザンヌと過ごした時間』
「近代絵画の父」と謳われる印象派の巨匠ポール・セザンヌの没後110年に製作された映画『セザンヌと過ごした時間』が、2017年9月2日からBunkamura ル・シネマほかで順次公開される。
これは、南仏のプロヴァンス地方とパリを舞台に、画家セザンヌと「稀代の小説家」と呼ばれるエミール・ゾラの深い友情を描いた実話。スクリーンに現れるセザンヌも描いたプロヴァンスの美しい風景はもちろん、明らかにされる名画と小説に隠された激しくも美しい友情にも注目したい作品である。
ストーリー
少年時代に出会ったセザンヌとゾラの絆は、境遇は違うが芸術家になる夢で結ばれていた。ひと足先にパリに出たゾラは、小説家としてのデビューを果たす。一方、セザンヌもパリで絵を描き始め、アカデミーのサロンに応募するが、落選ばかり。やがてゾラは、ベストセラー作家となって栄光を掴むが、セザンヌは父親からの仕送りも断たれ転落していく。そして、ある画家を主人公にしたゾラの新作小説が友情にひびを入れるが…。
Cézanne et moi
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