ドイツ「ニーベルンゲン・ジークフリート街道」を旅する
世界文化遺産のあるロルシュ
ドイツ南部を走る「ニーベルンゲン・ジークフリート街道」は、ニーベルンゲン伝説をもとに12世紀に成立した英雄叙事詩ニーベルンゲンの歌と、主人公の英雄ジークフリートゆかりの地を巡る全長300キロの観光街道で、ドイツ屈指の古さを誇るライン河畔に横たわるブルグント王国の首都ヴォルムスを出発点とする周回ルートになっている。
街道沿いには、世界文化遺産のあるロルシュやヴュルツブルク、木骨組みの建物の中世の町ミヒェルシュタットやアモールバッハ、古城宮殿、ブドウ山や河川風景、歴史的建造物など見どころも多い。
ジークフリートと竜の戦い、クリームヒルトとブリュンヒルトの反目、ハゲネによるジークフリート謀殺を伝える「オーデンヴァルト神話」。ニーベルンゲン族は、この街道の2つのルートのうちの一つを通り、暫定首都ヴォルムスからヴュルツブルクを経て、フン族の王エッツェルが国を構えるドナウ河畔へと向かった。それは、宿命的な旅だったとされている。
Nibelungen-Siegfried-Straße
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（写真はイメージです）
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