ローマの2つの歴史的建造物が修復へ

2012年08月02日 掲載

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2012年12月から修復工事が予定されているローマのシンボル「コロッセオ」



古代ローマ時代の遺跡やバロック建築が数多く残るローマでは、老朽化に伴う文化財の修復が急務となっている。そこで、ローマ観光の目玉ともいえる2つの歴史的建造物の修復が決定した。但し、工期中の全面閉鎖の予定はないとのこと。


トレヴィの泉


2012年の6月に一部剥離が認められた「トレヴィの泉」で、泉の左側に足場(2012年8月1日現在)が組まれ修復工事が進められている。工事は2012年10月末にも終了する予定だが、その他に修復が必要と認められた箇所が見つかった場合には、工事が延長される場合もある。なお、トレヴィの泉へのアクセス、および観光は可能な状態にある。

コロッセオ修復工事


ローマを象徴する古代ローマ時代の建造物「コロッセオ」も、TOD’S社からの資金提供を受けての修復計画が発表された。
工事は今年12月から始まり、2015年半ばの工事終了を予定している。工事は北側、南側の外壁工事、内部回廊、地下部分など分割して行われるため、工事中もコロッセオへの見学入場は可能。コロッセオの外側には、新たなサービスセンターやチケット売り場、ブックストア、カフェなども整備される予定だ。

情報提供:イタリア政府観光局

画像・動画:(C) Maritina Cristofani


(写真はイメージです)

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