クレモナに新ヴァイオリン博物館がオープン
芸術都市クレモナは、著名なヴァイオリン制作者が拠点とする多くの工房があるヴァイオリンの町。オペラ作曲家ジュセッペ・ヴェルディゆかりの地であるブッセートやパルマにも近いことから、音楽ツアーなどの訪問地として人気のある町でもある。
そのクレモナに2013年9月14日、新たなヴァイオリン博物館がオープンした。
この「新ヴァイオリン美術館」は、ストラディヴァリやアマティ、グァルネリを始めとする名器の数々がコレクションされている他、マルチメディアを駆使した展示により、ヴァイオリンの歴史、製作過程を知ることができる博物館。
2014年11月から6月にかけては春のイベントとして、館内の室内楽ホールでのコンサートシリーズ「ニコロ・アマティの遺産」「音楽院コンサート」を開催（チケットは10ユーロ）。
また、第7展示室では特別展「20世紀のイタリア弦楽器制作作家達」（博物館入場料に含まれる）などのイベントを催している。
25人以上のグループの場合、15日前までに予約をすれば、展示されているストラディヴァリのヴァイオリンを使ったミニコンサートが視聴可能。また、博物館の日本人ガイドによる館内ツアー（グループ：15人以下30ユーロ、16人以上50ユーロ）にも対応してもらえる。
Museo del Violino
開館時間 |
10：00～18：00 |
|---|---|
休館日 |
月曜、1/1、5/1、12/25 |
入館料 |
大人 EUR 10.00 6歳以下 無料 （15名以上のグループは割引料金あり） |
住所 |
Palazzo dell’Arte, Piazza Marconi 5 – 26100 Cremona |
ウェブサイト |
（写真はイメージです）
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