トスカーナ州が観光セミナーとワークショップを開催 （1）
日伊国交150周年を記念してイタリアとコラボレーション！
アラバストロ石を使用してイタリアの職人が製作した「ピサの斜塔」モニュメント
テーマは「恋するイタリア～光の魔法を、アモーレたちへ～」
日伊国交150周年の今年、東京ドームシティ（東京都文京区）はイタリアとコラボし、「恋するイタリア～光の魔法を、アモーレたちへ～」と題したウィンターイルミネーションを、2017年2月19日（日）まで開催している。
表参道のイルミネーションを手がけたこともある空間デザイナーの長谷川喜美氏が企画した今回のイルミネーションには、日本でも抜群の知名度を誇る「ピサの斜塔」をはじめ、水の都をイメージした「ヴェネチアンリバー」、さらに恋のパワースポット「ジュリエットハウス」などが登場している。
2016年の東京ドームシティのウィンターイルミネーション、テーマは「恋するイタリア」
イタリアの伝統的な旗振り隊「ボルギ・エ・セスティエリ・フィオレンティーニ」
その幕開けとして、去る11月10日の17時からラクーアガーデンステージにてオープニングイベント（点灯式）が行われた。本イベントには、イタリアの伝統的な旗振り隊「ボルギ・エ・セスティエーリ・フィオレンティーニ」もトスカーナから来日し、太鼓のリズムに合わせてその華麗なる旗振りを披露した。
来日した「ボルギ・エ・セスティエーリ・フィオレンティーニ」によるフラッグショー
イルミネーションの点灯式には、テレビや雑誌で活躍するモデルの道端アンジェリカさんが登場。魔法使いのベファーナに扮したアンジェリカさんが魔法をかけると、東京ドームシティ内に美しいイルミネーションが灯った。
点灯式には道端アンジェリカさんが登場
ベファーナは、イタリアに伝わる魔法使いのこと。1月6日の「エピファニアの日」に、その年に良い子だった子供には素敵なプレゼントを、悪い子だった子供の靴下に石を入れていくと言われている。
日本初公開！「ピサの斜塔」モニュメント
空間デザイナーの長谷川喜美氏が手がけたイルミネーションの中で、目玉とも言えるのが日本初公開となる「ピサの斜塔」のモニュメントだ。そのモニュメントの除幕式が、点灯式に続き行われた。
テープカットには、駐日イタリア大使館のロレンツォ・モリーニ公使参事官、イタリアから来日したトスカーナ観光促進局代表のマルタ・ヤバローネ氏、ピサ商工会議所代表のクリスティーナ・マルテッリ氏をはじめ、東京ドーム代表取締役社長の長岡勤氏とイルミネーションの点灯を行った「恋の案内人」の道端アンジェリカさんによって行われた。
「ピサの斜塔」モニュメントの除幕式
これはピサ県のヴォルテッラという町で採掘されるアラバストロ石を使い、熟練したイタリアの職人が製作した実物の25分の1に縮小された、高さ約3メートルのモニュメントで、この美しい斜塔のモニュメントを見たら、きっとピサにある本物の斜塔が見に行きたくなるに違いなしだ！
ラクーアガーデン成城石井前広場にある「ピサの斜塔」モニュメント
この「ピサの斜塔」のモニュメントは、実際の建物の第2リングまでイメージし、およそ1/3のスケールで真っすぐに建てられた、タワー型イルミネーションの中に収められている。
これは「ピサの斜塔」は当初、真っすぐ建っていて、後に少しずつ傾き始めたことにインスピレーションを受けてデザインされたという。
タワーの中には、斜塔のモニュメントと共に説明も展示されているので、そちらを参考にしつつ、その2つの違いをじっくりご覧になってみてはいかがだろうか。この様な形で、誰もが知る斜塔が間近で見られる機会はそうない。
水の都をイメージした「ヴェネチアンリバー」
東京ドームシティのウィンターイルミネーション「恋するイタリア～光の魔法を、アモーレたちへ～」の開催期間中は、煌めくイルミネーションを楽しみながら、イタリアを体感する絶好のチャンス。
この「ピサの斜塔」の他にも、イタリアをモチーフにしたモニュメントやイルミネーションが各所に施されているので、それらを探しにこの冬、恋人と出かけてみてはいかがだろうか。
恋するイタリア ～光の魔法を、アモーレたちへ～
期間 |
2016年11月10日～2017年2月19日 |
|---|---|
場所 |
東京ドームシティ |
ウェブサイト |
（写真はイメージです）
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