2022年5月1日更新 イタリア渡航に際する最新情報
イタリア保健省の新たな発令により、2022年5月1日よりイタリア入国に際し、従来必要とされていた「EU digital Passenger Locator Form (dPLF)」の提示が不要となった。その一方で、ワクチン接種証明、治癒証明、陰性証明のいずれか一つが必要となる「COVID-19グリーン証明書」、もしくは同等の証明書の提示は引き続き求められる。
「ワクチン接種証明書および陰性証明書」について
イタリア国内の各スポットでのワクチン接種証明書の提示義務化は解除。
これを受け国内の交通サービス利用、バール、レストラン、店舗、博物館・美術館、劇場、映画館、スタジオ、ジム、温泉施設などでの提示は不要となる。
ただし、「陰性証明」は、利用航空会社・経路により必要となる場合があるため、航空会社への事前確認を。また、他国経由の場合、その条件も該当国に確認が必要となる。
「マスク着用」について
マスク着用義務については、2022年5月1日付けで解除。しかし、以下の場所では「FFP2マスク」の着用が義務づけられている。
- 搭乗飛行機内
- 地域、州の公共交通機関、州間の船舶
- インターシティ、高速鉄道
- 州間(2つの州以上をつなぐ)定期・継続的運行バス、運転手付きのレンタルバス
- 劇場、コンサートホール、映画館、娯楽施設、ライブホールのイベント(スポーツ、音楽など)
- 屋内でのスポーツイベント
上記以外でも、屋内、また混み合う環境ではマスク着用が強く推奨されている。
なお、新型コロナウィルス感染症に伴うこれらの措置は、その都度の状況判断となり、2022年6月1日以降に更新される予定。最新情報は、イタリア政府観光局の公式ウェブサイト等で確認を。