オランダ南部でトラピストビールを味わう
クラフトビールが全盛期を迎えいてる今、オランダの旅で体験してみたいのが修道院で丁寧に造られる元祖クラフトビール「トラピストビール」の造り立ての美味しさ。
トラピストビールとは、国際トラピスト修道会（The International Trappist Association）の規定に沿って造られる同団体に認められたビールのこと。つまり、限定した銘柄しか世界に存在しない。2016年5月現在、12の修道院で造られるビールのみ認定されている。
オランダでこのトラピストビールに認定されているのは、ゴッホの故郷ズンデルトにあるデ・キーヴィエット修道院醸造所の「ズンデルト」と、テキスタイル産業で知られるティルブルグ郊外のデ・コーニンクスホーベン醸造所で醸造されている「ラ・トラッペ」の2銘柄。特に「ズンデルト」は、日本ではほとんどお目にかからないことから、お土産としても手に入れたい銘柄である。
一方「ラ・トラッベ」は、日本にも輸入されている銘柄。クラフトビール好きの間では人気のトラピストビールである。こちらの醸造所では、トラピストビールのテイスティングに加え、修道院の歴史などを知るビデオレクチャー付きのもの、地元の食材を使ったランチなど、コースがいくつか用意されており、ギフトコーナーも充実している。
ズンデルト
敷地内での飲酒は禁じられているため、販売のみとなる。Trappistenbrouwerij de Kievit B.V.
住所 | Rucphenseweg 38, 4882 KC Klein Zundert |
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ラ・トラッペ
トラピストビールのテイスティングをはじめ、地元の食材を使ったランチなども楽しめる。Bierbrouwerij De Koningshoeven B.V.- La Trappe
住所 | Eindhovenseweg 3, 5056 RP Berkel-Enschot |
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（写真はイメージです）