アイントホーフェンでダッチ・デザイン体験
「ダッチ・デザイン・ウィーク」は、毎年およそ30万人が来場する北ヨーロッパ最大のデザインイベントだ。開催地のアイントホーフェン市内には100ヶ所以上の会場が設置され、そこに工業、コンセプト、グラフィック、テキスタイル&ファッション、空間、フード、さらにデザインマネージメントといった幅広いトレンドが結集する。
未来を見据えたコンセプトを伴う作品、実験的なデザインやクロスオーバーをテーマとした出品が多く、そこに集ったオランダらしい革新性を求める2500名あまりの才能溢れるデザイナーたちが、最新の知識を分かち合う。
毎回、イベント・アンバサダーとして著名なデザイナーを招聘しているが、17回目を迎える2017年はオランダの建築デザイン雑誌『Dezeen』の創設者であるMarcus Fairsや、今をときめく建築集団「MVRDV」の創設者 Winy Maas、デザイン事務所「アトリエNL」のLonny van RyswyckとNadine Sterkがアンバサダーを務める。
また、このイベントではフィリップス社の電球工場として使われていた「ウィッテ・ダ―メ(Witte Dame 白い貴婦人)」で観られる、アイントホーフェン・デザイン・アカデミーの学生による卒業展も楽しみの一つ。未来のスター・デザイナーの作品に出会える。
Dutch Design Week
開催期間 |
2017年10月21~29日 |
---|---|
開催地 |
アイントホーフェン |
アクセス |
アムステルダムから直通列車で約80分 |
ウェブサイト |
(写真はイメージです)