エッシャー生誕120年 故郷レーワルデンで回顧展が開催
M.C.エッシャー(マウリッツ・コルネリス・エッシャー)は、レーワルデン(Leeuwarden)出身のグラフィック・アーティストだ。実際にはありえない構造物や変化するパターンなどを描いた、いわゆる「だまし絵」で有名なアーティストで、その独特な世界観は数多くのアーティストに止まらず、デザイナーや数学者といった様々な分野の専門家に影響を与えている。
そのエッシャーが、2018年6月17日に生誕120年を迎える。これを受け、エッシャーの故郷であるレーワルデンで、回顧展「エッシャーの旅」が開催される。本展では、エッシャーの芸術活動初期から晩年までの約50点の作品が展示され、オランダだけに止まらず、イタリアやスイス、さらにベルギーとヨーロッパを放浪した画家としての人生の旅路をたどる。
会場となるフリース博物館のあるレーワルデンへは、アムステルダムから列車で約2時間20分所要。レーワルデンは、2018年の「欧州文化首都」にも選ばれており、このエッシャーの回顧展はそのハイライトに位置づけられている。
Escher’s Journey
会期 |
2018年4月28日~10月28日 |
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会場 |
フリース博物館 |
ウェブサイト |
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