2019年にロッテルダムの「ボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館」が改修へ
中世から現代まで幅広いコレクションで知られるロッテルダムの「ボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館」。所蔵作品の数は、170年間に15万点を超える。
同美術館が、現在の場所に移転したのは1935年のこと。その後も拡張を続けてきたが、さらなる将来を見据え大規模な改修が必要と判断された。2018年末、ロッテルダム市が改修案を可決させるという。
「ボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館」の改修工事は段階を踏んで行われ、2019年1月14日にメインのファン・デル・ステュール棟(Van der Steur)がまず閉館。その後、2019年2月9日から5月26日までピーテル・ブリューゲル(父)の『バベルの塔』や、ヒエロニムス・ボスの『放蕩息子』などの主要作品は、規模を縮小しボードン棟(Bodon)に展示される。この間、バウハウス展なども予定されている。
2019年6月以降は閉館となるが、同美術館が所蔵する作品は、オランダ各地の展覧会で観賞できる。
Museum Boijmans Van Beuningen
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(写真はイメージです)
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