セビーヤのフラメンコ博物館
2010年、世界無形文化遺産に登録されたフラメンコ。そのルーツは諸説あるものの、セビーヤのトリアナ地区に住んでいたヒターノ(ジプシー)たちの宴会の様子が、19世紀半ばの書物に記述されている。
セビーヤには現在、フラメンコの衣装やアクセサリー、ギターなどの専門店が多く集まり、フラメンコをテーマにしたファッションショー(SIMOF)が毎年行われるなど、今やフラメンコは重要な産業の一つとなっている。
セビーヤの旧市街には、フラメンコファンの憧れの的となっている偉大な舞踏家、クリスティーナ・オヨスが創設した「フラメンコ博物館」がある。地上3階、地下1階の建物で、館内には映像などでフラメンコの種類やその歴史などをインタラクティブに学べるような展示や、フラメンコの芸術性に影響を受けた作家によるアート作品が施されている。
1階には選りすぐりのアーティストによるフラメンコショーが鑑賞できる舞台が設置されており、また18世紀の建物の一部を残した地下階は、舞踏教室や会合など多目的スペースとして利用できる。この「フラメンコ博物館」は、大聖堂から徒歩5分程の一角にある。
Museo del Baile Flamenco
開館時間 |
10:00~19:00 |
---|---|
入場料 |
〔大人〕 EUR 10.00 〔学生〕 EUR 8.00 〔子供〕 EUR 6.00 |
住所 |
C/ Manuel Rojas Marcos 3, 41.004 Sevilla |
ウェブサイト |
(写真はイメージです)
関連記事
- None Found