スペイン、2017年のガストロノミー首都はウエルバ
旅先での楽しの一つと言えば、地元で味わえる美味しい食事。 大西洋と地中海が出合うスペイン沿岸部のコスタ・デ・ラ・ルスを代表する都市ウエルバが、スペインの「2017年ガストロノミー首都」に選ばれた。
ウエルバの3大特産品は「イベリコ豚の生ハム」「白エビ」、そして「イチゴ」。 また、モンコウイカ、ヒメジ、マリネ、カタクチイワシなどの「ペスカイート・フリート」(魚のフライ)や、「エキストラバージン・オリーブオイル」、イスラ・クリスティーナの「モハマ(マグロのジャーキー)」、コンダード・デ・ウエルバ原産地呼称の「ワイン」などがあり、レストランには「アサリの漁師風」や「マグロと玉ねぎの煮込み」「鯛のオーブン焼き」「ニッコウ貝」「エイのパプリカ風味」「トマトスープ」「モンコウイカとジャガイモ」など、ウエルバを訪れたら味わっておきたい料理の数々がラインナップされている。
そんなウエルバでは今年、「アーバンアート」や「ガストロノミー観光列車」から「テイスティング・ウエルバ フォトラリー」、ガストロノミーワークショップ「シェフがあなたに作る料理」や「地元産食材テーマ週間」まで、各種イベントが催され、宿泊と食事に市内観光が付いた観光パッケージ「今日味わうウエルバ」なども販売されている。
さらにウエルバには、2017年の「ワイン・スピリッツ国際コンクール」や「第8回バージン・オリーブオイル・テイスティング大会」、ミニチュア高級料理大会「ミニマル」などのイベント本部が置かれる。
アメリカ大陸の発見と関わりのあるウエルバでは今年、「2大陸の出会い525年周年」を記念した文化イベントやレガッタレース、特産品フェアなどの文化イベントも目白押しとなっている。グルメだけではないウエルバの魅力を存分に楽しむには、2017年はうってつけの年となる。
Huelva Capital Gastronómica 2017
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(動画はイメージです)
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