来夏、スネッガ展望台へのケーブルカーがリニューアル!

2012年10月29日 掲載

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ツェルマットから地下を走るケーブルカーに乗ってわずか3分で到着する「スネッガ展望台」は、マッターホルンの絶景を最も気軽に楽しめることで人気のスポットだ。

1942年、スネッガへの足としてロープリフトが登場し、1946年にはチェアリフトがお目見えしたが、増大する観光客に対応するべく、1980年11月にケーブルカーが完成。以来、32年に渡りほぼ毎日多くの乗客を運んできた。そのケーブルカーがこの程、最新技術が搭載された新型車両に切り替えられることに決定した。

新たに導入される車両は、世界初となるオープンデッキ付き2階建てロープウェイ「カブリオ」を製作して、話題となったガラヴェンタ社が担当。車両は4つのコンパートメントを持つ3両連結で、荷物の積み込みが楽になるようにフロント部分が開閉するようになる予定だという。

車内の面積も広くなり、収容人数も170人から200人に増大。編成が全体的に従来より長くなるので、よりゆとりのあるスペースを確保しながらも、1時間あたりに2570人の乗客を運ぶことができる計算となる。また、座席も今よりゆったりとした作りとなり、防音された室内をLEDライトが照らす。速度も現在の時速36キロから時速43.2キロにアップされる。

基礎工事のための準備は2012年春の定期メンテナンス期間に終了済みで、秋の定期メンテナンス運休期間である10月15日から11月23日まで線路と駅の工事を実施。そして、冬期シーズンが終了する4月22日から6月14日まで集中工事が行われる。
そのため、2013年の春期運休期間は通常より2週間程長くなるが、6月15日には新型ケーブルカーがお目見えする予定となっている。

Eine neue Standseilbahn für Zermatt

ウェブサイト

http://www.zermatt.ch

情報提供:スイス政府観光局

画像・動画:(C) スイス政府観光局


(写真はイメージです)

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