《ツアーグランプリ2023》クラブツーリズムのサウジアラビアツアーが海外旅行部門で「観光長官賞」を受賞
授賞式会場にて
画像提供：サウジアラビア政府観光局
ツアーグランプリは、今年で29年目を迎えた日本の観光業界のアカデミー賞とも言われる権威ある賞。旅行業における企画力およびマーケティング力の向上、「観光立国」の施策への寄与を目的に、海外旅行・国内旅行で優れた企画旅行（募集型・受注型）、および訪日旅行で実施された企画提案の中から優れた作品を表彰している。
審査委員会は、日本旅行業協会（JATA）を中心に、国連世界観光機関（UNWTO）日本事務所、観光庁、日本旅行作家協会、大学観光学部教授、外国政府観光局協議会、読売新聞社、旅行業界誌などで構成されており、今年は対象となる2021年4月から今年3月末までに催行されたツアー116件の応募があった。
その「ツアーグランプリ 2023」で、クラブツーリズムのツアー「地球の歩き方 x クラブツーリズム共同企画 『ヴェールに包まれていた国がついに観光ビザ解禁！サウジアラビアを深掘する10日間』」が、海外旅行部門で観光長官賞に輝いた。
ナバテア文明の遺跡マダイン・サーレハ（アルウラ）
画像提供：サウジアラビア政府観光局
サウジアラビア政府観光庁支援のもと、ガイドブック『地球の歩き方』との共同企画で実現した本パッケージツアーでは、サウジアラビアにある4つのユネスコ世界遺産、聖地メディナ、7つの絶景・フォトジェニックスポットを巡る。
今回の受賞は、① 2019年に観光客受入を開始したサウジアラビアツアーの商品化に際し、『地球の歩き方』との共同企画で「絶景・フォトジェニック」をキーワードに複数回の旅行説明会やSNSでの発信を重ね、旅のデスティネーションとしてのサウジアラビアを認知向上を図ったこと、② 2022年5月にサウジアラビア政府観光局と合同オンライン説明会を実施し、サウジアラビアをわかりやすく魅力的に紹介したこと、③ 旅行期間をあえて10日間という長めに設定することで、聖地メディナへの観光、メッカ方面へのドライブ、アルウラの奇岩絶景ホテルなど、一般的な観光ではない《未知の国》をより深く知ってもらうための行程としたことの3つが講評のポイントとなった。また、旅行会社ならではの企画性が高く、今後の発展性が見込まれる点も高い評価へとつながった。
企画担当した海外旅行部チーフリーダーの山西 勇輝氏は、「当社ツアーを高く評価いただいただき光栄に存じます。この度の受賞を機に、サウジアラビアがより身近なディスティネーションとなり、多くのお客様に訪れていただけることをスタッフ一同願っております。今後も、魅力的なサウジアラビア旅行の提供に努めてまいります」と語っている。
緑豊かなサウジアラビアの首都、リヤド
画像提供：サウジアラビア政府観光局
また、今回の受賞を受けサウジアラビア政府観光局日本支局長の小早川薫氏は、「サウジアラビアは真のアラビアの故郷。日本の国土の6倍あるサウジアラビアをたった10日間ですべてを観光し、体験することはもちろんできません。北部と南部の山岳地帯におけるアドベンチャーツーリズム、多様な文化、世界遺産、世界最大のオアシスや砂岩のあるユニークな自然、ヘルシーなサウジアラビア料理を含むガストロノミーまで、日本市場向けに特別に企画された多様な体験やルートを今後もっと紹介し、日本の旅行者の皆様に五感で体験していただきたいと思います」とコメントした。
サウジアラビア政府観光局アジアパシフィック市場担当プレジデントのアルハサン・アルダッバグ氏も、「今回の受賞は大きな評価であり、日本市場に対する我々のコミットメントをさらに強固なものにするものです。サウジアラビアが意欲的な目標を達成する上で、このような受賞は非常に重要です。サウジアラビアは今年、32,000人の日本人の訪問を歓迎する準備を整えています。観光ビザもオンラインで簡単に取得できるので、ぜひサウジアラビアに皆様をお迎えしたいです」とコメントを寄せている。
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