ドバイ国際博覧会にて花柳寿楽による日本舞踊映像を上映
『Diversity of Japan 舞 ~MAI~』は、本来、2021年12月11日(土)のドバイ万博における日本のナショナルデー「ジャパンデー」で上演するため制作された作品。オミクロン株の世界的な流行を鑑み、日本からジャパンデー関係者の派遣が見合わせとなったため、日本で収録が行われた。
日本舞踊は、約400年の歴史を持つ日本の伝統芸能。本作は三味線や鼓、鳴物による日本固有の音色が響く中、前半では日本美のシンボル「桜」の美しさを眺めながら、4人の女流舞踊家が抒情的に舞う「花見踊」を披露。鴇とき色や鶸ひわ色といった色彩の衣裳にも「日本の伝統美」が表現されている。一方、後半は雰囲気をがらりと変え、花柳寿楽の獅子の精が厳かに登場、勇壮に舞い狂う。可憐な花の精らと戯れた後、最後はダイナミックに毛を振る圧巻の幕切れとなるなど、女流舞踊家によるたおやかな「舞」から、勇壮な獅子の躍動感あふれる「踊り」まで、日本舞踊の多様な魅力を散りばめられている。
『Diversity of Japan 舞 ~MAI~』は現在、ドバイ万博会場内、もしくは日本館公式ウェブサイトでも鑑賞できる。
Diversity of Japan 舞 ~MAI~
主催 |
2020年ドバイ国際博覧会日本館 |
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制作・著作 |
松竹株式会社 開発企画部 |
出演 |
花柳寿楽、花柳喜衛文華、藤蔭里燕、藤間京之助、若柳佑輝子 |
URL |