破綻申請のハーツ、法的管理下で経営を再建 日本でのサービスも継続
今回、ハーツ・グローバル・ホールディングス社が申請した米連邦破産法11条(チャプター11)はいわゆる清算ではなく、会社が負債を整理して他の財政的な問題に対処していくというもの。そのため、申請後も従来通りの事業を継続しながら、より強固な会社として再生すべく再構築が進められることから、「ハーツ」「ダラー」「スリフティ」「ダンレン(カーリース)」および「カーセールス」における事業サービスも継続される。
もちろん、日本で予約した場合も何ら影響を受けることなく、現地で利用可能。各種割引特典や旅行会社などで発券されたクーポンやバウチャー類は引き続き有効で、また「ハーツ Gold プラス・リワーズ」についても同様のサービスが引き続き利用できるという。
ハーツ・グローバル・ホールディングス社アジアパシフィック地域VPのオーエン・マクニール氏は、「ハーツは世界各国のお客様との結びつきを大切にし、また様々な体験をご提供させていただいており、その使命は今後も変わることはありません。ハーツはこの再生期間を通し、世界の旅行業界を取り巻く状況が現在の困難を乗り越え平時に戻った時には、より強固な会社として皆さまのお役に立てるように努めて参ります」と述べている。
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