ANAがパース直行便の通年化を発表！2025年は西オーストラリア州で「プレミアムな美食の旅」を
西オーストラリアには「ロブスター」「牡蠣」「アワビ」「黒トリュフ」、そして「プレミアムワイン」など、世界品質を誇る逸品揃い。地元のシェフが腕を振るうレストランや生産者が提供する体験ツアーでは、新鮮な食材を、それらを育んだ自然とともに味わえる。
「プレミアムな美食の旅」が堪能できる西オーストラリア州
（画像提供：西オーストラリア州政府観光局）
注目は、産地で開催されているグルメイベント。また、州都パースの中心部に店舗を構える洗練されたレストランでは、それらの食材をモダンなフュージョン料理で堪能できる。
ここでは、日本を出発する前におさえておきたい、西オーストラリアの逸品をご紹介しよう！
シーフードの王様 ～ ウエスタン・ロック・ロブスター
インド洋が育んだ西オーストラリア産の「ロック・ロブスター」は、ハサミを持たない伊勢海老と同種。甘味が強く、その品質の高さは国内外で知られるところである。水揚げは丁寧に手作業で行われ、鮮度も抜群。そのままでも、調理してもその風味を損なうことはない。
また、西オーストラリア州のロック・ロブスター漁業は、2000年に海洋管理協議会（MSC）から生態学的に持続可能な漁業として、世界で初めて認証を受けている。
ジェラルトン産のロック・ロブスター（画像提供：西オーストラリア州政府観光局）
■ ショア・リーブ・フェスティバル
代表的なロック・ロブスターの水揚げ港、ジェラルトンで開催されるシーフード好きにはたまらないイベント。
工場見学、ロングテーブルランチ、ビーチバーベキュー、漁船からの直売もあり、水揚げされたばかりの新鮮なロック・ロブスターが贅沢に楽しめる。
Shore Leave Festival
会期 | 2025年4月23～27日 |
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アクセス | パースの北およそ420Km |
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■ レストラン「ザ・クレイ・シーフード＆グリル」
3年連続で『西オーストラリア州ベスト・ロブスター・レストラン』に選出されている、港町「フリーマントル」にあるレストラン。ロック・ロブスターは、ジェラルトン漁業協同組合から直接買い付けている。濃厚で風味豊かな味わいが堪能できる名物料理「ロブスター・モルネー」が自慢。
The Cray Seafood & Grill
アクセス | パースから電車もしくはバスで約30分 |
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濃厚な海のミルク ～ ロック・オイスター
高品質なロック・オイスター（岩牡蠣）の産地として知られているアルバニー。冷涼な海域と豊富なミネラルを含む海水が育んだロック・オイスターは、濃厚で肉厚。塩味と甘みのバランスも優れている。
アルバニー産のロック・オイスター（画像提供：西オーストラリア州政府観光局）
■ ショップ「グレート・サザン・シーフーズ」
アルバニーに拠点を置く水産加工会社。アルバニ―沖の新鮮なロック・オイスターを市場やレストランに届けている。店頭での販売も行っており、その味わいはローカルはもちろん、遠方から訪れる美食家たちをも魅了している。
Great Southern Seafoods
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■ レストラン「ザ・リベリイ」
パースのウォーターフロントエリアで、アルバニー産のロック・オイスターを提供するレストラン。スワン川を望む開放的な空間で、ライブミュージックやカクテルとともにロック・オイスターが堪能できる「ルーフトップ・ミュージック・バー」がおすすめ。
The Reveley
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高級貝の贅沢な旨味 ～ グリーンリップ・アワビ
「グリーンリップ・アワビ」は、その名の如く、緑がかった色合いが特徴の高級アワビ。歯ごたえを残しながらも、非常に柔らかい肉質で、その旨味は噛めば噛むほどに口いっぱいに広がりる。
グリーンリップ・アワビ（出典：Rare Foods Australia）
■ ツアー「レアフーズ・オーストラリア」
マーガレットリバーを拠点に、アワビの幼魚を人工魚礁で養殖する世界初の「海洋牧場」を運営。天然物とほぼ変わらない高品質なグリーンリップ・アワビを生産している。ここでは海洋養殖の舞台裏を巡り、最後に新鮮なアワビと海底貯蔵ワインが楽しめるツアーが催行されている。
Rare Foods Australia
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西オーストラリアの黒いダイヤモンド ～ 黒トリュフ
芳香で風味、希少性においても非常に特別で、世界クラスの品質を誇っているとされる西オーストラリア州の黒トリュフ。プレミアムワインの産地として有名なマーガレットリバーは、トリュフの生産にも適した気候と土壌に恵まれ、ヨーロッパ産に匹敵する強い香りと深い風味が特徴の、高品質な黒トリュフが収穫されている。
オーストラリア国内最大の黒トリュフの産地といえば、同地域にあるマンジマップ。 6～9月の収穫時期ともなると、世界中の美食家たちがこの地を訪れている。
マンジマップ産の黒トリュフ（画像提供：西オーストラリア州政府観光局）
■ トリュフ狩り体験ツアー
黒トリュフ農園「マーガレットリバー・トリュフ・ファーム」が、2024年にスタートした体験ツアー。フレンドリーなトリュフ犬と一緒にトリュフを求めてオークやヘーゼルの並木を訪れるほか、栽培方法や品質の見分け方なども教えてもらえる。ツアー後のランチでは、収穫したての黒トリュフが味わえる。
The Margaret River Truffle Farm
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■ トリュフ・カーファフル
毎年6月に黒トリュフの名産地マンジマップで開催される、オーストラリア国内で最も有名なトリュフの祭典。トリュフシーズンを祝うこのイベントには、地元のトリュフ農家やワインメーカーなどが集まり、有名シェフによる料理セッションやトリュフ料理のロングテーブル、トリュフ犬との狩り体験などを、音楽とともに楽しめる。
Truffle Kerfuffle
会期 | 2025年6月28～30日 |
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先住民アボリジナルの伝統的な食文化 ～ ブッシュ・タッカー
「ブッシュ・タッカー」とは、何万年もの間、この地の自然から食材を得た先住民アボリジナルの伝統的な食文化のこと。近年では、伝統文化や地元の食材へのこだわりから「ブッシュ・タッカー」の認知が高まりをみせ、レストランのメニューに取り入れられたり、アボルジナルのガイドによる体験ツアーやワークショップも人気となっている。
デール・ティルブルック・エクスペリエンス（画像提供：西オーストラリア州政府観光局）
■ デール・ティルブルック・エクスペリエンス
スワンバレーにある人気ワイナリー「マンドゥーンエステート」では、先住民アボリジナルの女性、デール・ティルブルックさんによるユニークな文化体験プログラムが実施されている。「ブッシュタッカー」をはじめ、アボリジナル文化に関する深い知識を、現代のライフスタイルに合わせて紹介している。美しい自然の中で、観光と学びを融合させた特別な体験を提供。
Dale Tilbrook Experiences
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おすすめグルメイベント
- ショア・リーブ・フェスティバル（会期：2025年4月23～27日）
ロック・ロブスターの名産地「ジェラルトン」で開催される海洋文化と食を祝う祭典 - テイスト・グレートサザン（会期：2025年5月1～4日）
南部グレートサザン地方を代表するフード＆ワインフェスティバル - トリュフ・カーファフル（会期：2025年6月28～30日）
黒トリュフの名産地「マンジマップ」で毎年開催される贅沢な食体験フェスティバル - エントウィンド・イン・スワンバレー（会期：2025年10月1～31日）
州内最古のワイン産地でジンの生産も盛んな「スワンバレー」の食文化イベント - ペアード・マーガレットリバー（会期：2025年11月20～23日）
プレミアムワインの銘醸地「マーガレットリバー」で開催されるワイン＆フードの祭典